新たなステージに立ったK.DESIGN HOUSEの住まい
K.DESIGN HOUSE(ケーデザインハウス)が受賞した「スキップテラスのある家」は、Tokyo Design Awards 2026において金賞を受賞するという快挙を成し遂げました。これは、新潟県胎内市を本拠とする桐生建設が展開する住宅デザインブランドが、世界に認められた証です。この国際的なアワードはニューヨークに拠点を置くInternational Awards Associate(IAA)が主催し、建築やインテリアデザインにおける優れた創造性を評価することを使命としています。
受賞の背景
「スキップテラスのある家」が金賞を受賞した理由には、地域性をドライに扱わず、居住者の暮らし方を見極めた設計が大きく影響しています。この住宅は、プライベートな空間と開放感を両立させるため、視線をコントロールする工夫が随所に見られます。敷地環境としては、道路や遊歩道が隣接している中でも、家の中にいる際に周囲の視線を気にせず安らげる設計となっており、カーテンなしで過ごすことができる魅力を持っています。
プライベートと開放感の両立
都市部での住宅設計においては、隣家や道路との距離感がプライバシーや防犯面での課題を引き起こしますが、「スキップテラスのある家」ではその点を巧みに避けながら、明るい光や風を取り入れています。これは、視覚的な遮断を行いながらも、自然と街並みを感じる居住空間を創出しています。特に南側のリビングとテラスがスキップフロアでつながっている点が、開放的な感覚を与える要因となっています。
美しさは細部に宿る
ケーデザインハウスは、住まいの美しさはただ特別な形に依存するものではなく、光の取り入れ方や視線の抜け、素材感、寸法、空間同士のつながりのディテールであると信じています。そのため、数多くの設計上の工夫を盛り込み、都市部の限られた敷地でも広がりを感じられる工夫がなされています。この工夫が、居住者に癒しと快適さを提供できる要因の一つなのです。
海外に評価された設計思想
特に今回の受賞が強調されたのは、住宅密集地における「視線」「プライバシー」「防犯」など、日本の住まいが抱える共通の課題に対する建築デザインの解決策としての評価です。単に外観や空間の美しさを追求するのではなく、周囲との環境を読み解きながら、安心して暮らせる場所を提供するという思想がこの金賞受賞に繋がっています。K.DESIGN HOUSEの姿勢は、家づくりにおいて本質的な快適さを追求し、海外のデザインアワードでも顕著に評価されています。
今後の展望
K.DESIGN HOUSEは、過去にも多くのデザイン賞を受賞しており、iF Design AwardやGerman Design Awards、MUSE Design Awardsなど、国内外で認められている実績があります。これらの成功が、世界に通用するデザインを今後も生み出すモチベーションとなっています。
一級建築士の桐生和典氏は「デザインは見た目を整えることではなく、暮らしを豊かにするための手段」とし今回の受賞への熱い思いを語ります。新潟の気候条件に寄り添いつつ、普遍的な美しさを追求する彼らの姿勢は、多くの人々に感動を与えることでしょう。
これからも、K.DESIGN HOUSEは快適で美しい住環境を提案し続けることで、地域社会に根ざしたデザインの可能性を探求していきます。