全国の子ども食堂やフードバンクに冷蔵庫を寄贈
フクシマガリレイ株式会社(大阪市西淀川区、代表取締役:福島 豪)は、社会貢献活動の一環として、2024年度下半期(2024年10月~2025年3月)に全国のフードバンクや子ども食堂に業務用冷蔵庫を寄贈しました。寄贈先は千葉県を含む全27カ所で、寄贈台数は31台にのぼります。この活動は、冷蔵庫の不足が課題となっている施設に対し、食材の保管スペースを提供し、食品ロスを減らすことを目的としています。
ガリレイ1%クラブとその活動
同社は2021年に設立された『ガリレイ1%クラブ』を通じ、税引き前利益の約1%を社会貢献に利用する取り組みを行っています。これまでの活動を通じて、冷蔵庫の寄贈や社員によるボランティア活動が行われており、2024年度末までには累計238か所に298台の冷蔵庫が寄贈される見込みです。この活動は、低所得層の人々の食生活の向上や、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献するものです。
千葉県の子ども食堂への寄贈例
千葉県千葉市の「畑町こども食堂」では、月に一回の子ども食堂を開催し、提供された食品・食材を使ってフードバンクの運営を行っています。この食堂では、毎回100食の食事を提供しており、従来は家庭用冷蔵庫で食材を管理していましたが、スペースが不足していました。そこで、2024年10月に千葉支店の社員が調理ボランティアとして参加した際に、タテ型冷凍冷蔵庫を寄贈しました。子どもたちも調理に参加し、食育の場としても活用されています。
鹿児島県の災害時支援活動
一方、鹿児島県霧島市の「養護老人ホーム国分舞鶴園」では、経済的な支援が必要な家庭への食料品や日用品を無料で提供するためにコミュニティフリッジを開設しました。ここでもタテ型冷凍冷蔵庫を寄贈し、地域のフードバンクから寄贈された冷凍・冷蔵品の保管に活用されています。2025年2月には、防災フェスタに参加し、災害時の炊き出しボランティアを実施しました。来場者から感謝の言葉を頂き、活動の意義を強く感じたとのことです。
社会貢献への情熱
今後もフクシマガリレイ株式会社は、冷蔵庫の寄贈やボランティア活動を通じて、地域社会への貢献を積極的に進めていく方針です。これらの活動は、単なる資金援助に留まらず、地域の人々との繋がりを深め、食生活の質を向上させることに寄与しています。また、フードバンクや子ども食堂は、社会的な孤立を防ぎ、コミュニティの再生にも重要な役割を果たしています。
まとめ
フクシマガリレイ株式会社の『ガリレイ1%クラブ』による冷蔵庫の寄贈は、全国の子ども食堂やフードバンクにとって、食材の保管において不可欠な支援となっています。これからも、地域のニーズに応じた活動を続け、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。