2024年の横川でのアートイベント
2024年9月15日から29日まで、広島県横川エリアで「横川まちの芸術祭-よこげい-」が開催されます。この芸術祭は、地域に根ざしたアートイベントとして多くの注目を集めています。
本芸術祭において、株式会社gekitetzの代表である川名宏和は招待アーティストとして、メディアアートによる作品展示を行います。テーマは『まちと対話』。川名はテクノロジーやデザインを駆使し、見る人々に新しい視点を提供する作品を展開します。アートと科学技術の関係を考察するこのイベントは、参加アーティストが地域に密着した活動を行うことに重きを置いています。
展示作品の詳細
川名が展示する予定の作品の一つに「void reconstruct (ykgw)」があります。これは、フィールドレコーディングを用いて地域の環境音を録音し、ソフトウェアを通じてそれを視覚化する試みです。この作品により、音が描く風景を新たに再構築し、観客に街の賑わいや情景を感じさせることを目的としています。
もう一つの注目作は「conemmunication project +」。三角コーンという街のアイコンを使用して、独自に開発したセンサー付きデバイスを設置し、これが反応することによって街の風景を彩るというものです。デザインとテクノロジーの融合により、日常の一部を芸術的に再定義します。
さらに「DEVELOP + ARCHIVE + DESIGN +」では、川名が横川エリアでのアーティスト・イン・レジデンスを通じて制作風景を展示します。プログラミングや電子工作の技術が活かされ、街の人々との交流の様子も感じ取ることができるでしょう。
川名宏和について
川名宏和は、デザイナーでありエンジニアです。彼は広告、研究開発、メディアアートなどさまざまなジャンルで活躍し、多くの受賞歴を持ちます。特に、文化庁メディア芸術祭からの推薦や、六本木アートナイトでのプロジェクト採択は、彼の活動の一例です。また、デジタルハリウッド大学大学院や東京造形大学で非常勤講師も務めています。
横川まちの芸術祭-よこげい-の情報
この芸術祭は、地元のアーティストや建築家、作家が参加し、さまざまな作品が展示される予定です。会場はAIR Hiroshima Galleryをはじめ、フレスタモールカジル横川、三篠公民館、そして横川駅周辺など多岐にわたります。
詳細は公式ウェブサイトやインスタグラムで確認可能です。地域の魅力を再発見し、アートを通じて人々が繋がる機会を提供するこの芸術祭に、ぜひ足を運んでみてください。