秋田美大の地域貢献
2025-07-28 16:23:08

秋田公立美術大学が地域貢献の事例集を発行、まちづくりに向けた活動を紹介

秋田公立美術大学が発表した地域貢献事例集



秋田公立美術大学(秋田市、学長:北郷悟)が、地域社会との関係をより強化するために発行した「社会連携事業の事例集」が注目されています。大学の基本理念の一つに「まちづくりに貢献し、地域社会とともに歩む」という考え方があり、2013年の開学以降、様々な自治体や企業、地域団体と協力し、アートやデザインを通じた教育・研究活動を展開してきました。

今回の事例集では、過去4年間にわたる取り組みの中から8つの特徴的なプロジェクトをピックアップし、それぞれがどのように始まったのか、動機や事業のスケジュールなどを詳しく紹介しています。特に、本学の社会連携事業を担当するNPO法人アーツセンターあきたが制作を行い、デザインは本学の卒業生である木村優希(むすぶ企画室)が手掛けており、作品の美しさとともにプロジェクトの意義も際立たせています。

特徴的な事例の紹介



以下は、事例集で紹介されている8つの事例の一部です:

1. 能代北高跡地利活用可能性検討業務
このプロジェクトでは、能代市にある旧北高の跡地をどのように活用できるのかを検討し、地域の発展に寄与することを目指しています。

2. にかほ市×秋田公立美術大学協働プロジェクト「ジオカルチャー研究プロジェクト」
にかほ市との協力で、地域文化や地理に基づいた新しいプロジェクトを創造し、地域へのアプローチを深めます。

3. 柳澤鉄工所×秋田公立美術大学新製品開発プロジェクト
地元企業との協力により、アートと産業の融合を図り、新たな製品開発に挑戦しています。

4. 秋田ケーブルテレビ×秋田公立美術大学
メディアを活用した地域情報の発信プロジェクトで、芸術を通じて地域の魅力を伝えることを目指しています。

これらの事例は、地域のニーズと大学の専門性が結びついた、実際に行われた取り組みの成果です。事例集は、本学サテライトセンター(秋田市中通)やアーツセンターあきた等で手に入れることが可能であり、アーツセンターあきたのウェブサイト(www.artscenter-akita.jp)でも閲覧できます。

このように、秋田公立美術大学の取り組は、アートやデザインの力を通じて地域社会を活性化し、人々の生活を豊かにするための重要な役割を果たしています。今後も、さらなる地域貢献の活動が期待されます。



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会社情報

会社名
NPO法人アーツセンターあきた
住所
秋田県秋田市新屋大川町12-3アトリエももさだ内
電話番号
018-888-8137

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