システムディが新たな学校デジタルプラットフォーム『School Engine One』を発表

『School Engine One』の誕生

株式会社システムディは、最新の校務支援システム『School Engine One』を発表しました。この新しいプラットフォームは、これまでの『School Engine』シリーズの進化版であり、様々な学校種に対応しています。教職員のみならず、保護者や生徒、地域の方々までが参加できる教育のデジタル化を目指しているのです。

『School Engine One』の基本コンセプト

学校教育をより良くするためには、全ての関係者が協力し合うことが重要です。『School Engine One』は、都道府県立学校から市町村立学校、さらには小学校から特別支援学校に至るまで、全ての学校に統合的な校務支援機能を提供します。それによって、地域社会全体で教育を支える新たなシステムの構築を図っています。

機能と特徴

1. 統合された校務支援: これまでの校務支援機能を一つにまとめ、多様なサービスやユーザーとの連携も一体的に提供します。これにより、地域社会が学校教育に参加しやすくなります。

2. 直感的なユーザーインターフェース: レスポンシブデザインを持つインターフェースを搭載しており、サービス起動時に自治体や学校の最新情報を簡単に確認できます。これにより情報共有が促進され、学校指導の質が向上することでしょう。

3. 生成AIを活用した新機能: 校務領域での生成AIの導入により、教職員の働き方が一変します。自動化やデータ分析を活用して、効率的な業務運営が実現されます。

開発の背景と理念

システムディは1984年に設立以来、「より豊かで創造的な情報社会の実現」を掲げて多くのソリューションを提供してきました。この理念を受け継ぎ、2009年には『School Engine』をリリースしました。そして、今回新たな一歩として『School Engine One』を提供します。これには地域の教育関係者が連携を深め、より良い関係を築いていくという意図が込められています。

今後の展望

『School Engine One』は、地域社会における学校の重要性を再認識し、未来を担う子どもたちの成長を支える役割を果たします。また、校務のデジタル化により地域社会全体の活性化も促進することでしょう。

発表の場

この新たなプラットフォームは、2026年5月に東京で開催される「第17回EDIX(教育総合展)東京2026」で正式に発表される予定です。教育に関心がある方々は、ぜひ足を運んでその未来を体感してみてはいかがでしょうか。

このように、『School Engine One』は、デジタル時代における教育の未来を切り開く重要なステップとなることでしょう。来るべき未来の教育の在り方を支えるこの製品に期待が高まります。