大九明子監督が関西大学での学術講演会に登壇
2024年12月3日、関西大学の千里山キャンパスでは、映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(通称:今日空)』の監督である大九明子氏を迎えた文学部学術講演会が開催されます。このイベントでは、本作の背景や制作の過程に関する洞察が提供され、映画ファンや学術関係者からの大きな注目を集めています。
講演会の概要とテーマ
講演会の演題は「『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』をめぐって」とされており、人気俳優である萩原利久さんと河合優実さんが主演する本作品について深く掘り下げる内容です。大九監督は、映画がどのように脚本から映像へと変わるのか、その過程を詳細に解説してくれるとのこと。
さらに、映画研究を専門とする関西大学の堀潤之教授も登壇し、働き方改革をテーマにした映画制作現場の現状や、最近の映画業界における課題について考察します。これにより、参加者は映画作りの哲学や実践を学ぶ貴重な機会を得ることができます。
映画『今日空』の注目ポイント
本作は、関西大学のOBであるお笑いコンビ「ジャルジャル」のメンバー、福徳秀介さんが原作を手がけた青春・恋愛小説を基にしています。現在の若者の心情や、キャンパスライフを映し出すストーリーが展開され、特に大学生を主人公にした作品に大きな注目が寄せられています。
実際、映画の約40%は関西大学やその周辺地域で撮影され、多くの学生たちがこのプロジェクトに関わっていることから、地元との結びつきも強い一作です。東京国際映画祭では全3回の上映が満席となるなど、作品の人気は高まっています。公開は2025年4月を予定しており、若者たちにとって身近なテーマを扱った作品として期待されています。
講演会参加への呼びかけ
今回の講演会には、映画制作に興味がある方や、文学部、特に映像文化に関心を持つ学生、さらには一般の映画ファンも対象となっています。大九明子監督による直接の話を聞ける貴重なチャンスですので、多くの参加者にとって価値ある時間になることでしょう。
このように、映画『今日空』に注目が集まる中、アカデミックな視点からその魅力や背景を共有するこの講演会は、映画と教育の交差点として、新たな気づきを生む場となることが期待されます。関西大学でのこの特別な時間を、ぜひお見逃しなく!
講演会詳細
- - 日時: 2024年12月3日(火)13:00~14:30
- - 場所: 関西大学千里山キャンパス
- - 登壇者: 大九明子監督、堀潤之教授(文学部・映像文化専攻)