Kバレエ新作公演!
2025-06-10 15:25:31

冬に上演されるKバレエの新作『踊る。遠野物語』の魅力を探る

冬の夜を彩るKバレエの新作『踊る。遠野物語』



2025年12月、人々の心を打つ瞬間がやってくる。Kバレエ、舞踏家の森山開次、伝説の舞踏家麿赤兒、さらに若き才能の尾上眞秀が共演する新作『踊る。遠野物語』の上演が決定した。これは日本の文学史でも特に影響力のある作品、柳田國男の『遠野物語』を基にした舞台である。特攻隊員とその許嫁の悲恋を描いた物語は、観客に深い感動と共鳴をもたらすだろう。

この作品は、BunkamuraとK-BALLET TOKYOが共同プロデュースする「K-BALLET Opto」プロジェクトの一環であり、現代社会の深層に切り込むダンスパフォーマンスとして注目されている。演出・振付を手がける森山開次は、彼自身もこの作品で踊り手として舞台に立つ。彼の独特の美学が、悲しい愛の物語をどのように表現するのか、期待が高まる。

劇の背景とストーリー



物語は1945年の戦時中、日本の青年が特攻隊として出撃するまでの心の葛藤を描く。彼は許嫁に宛てた手紙、そこに込められた深い思いが印象的であり、特攻出撃の前夜に彼女に残した一通の遺書に起因する。この切ないラブレターが物語の始まりであり、心の中で彼女を思い続ける青年の姿が、実際の舞台上にどのように具現化されるのか。

青年は特攻出撃の後に神隠しにあい、「遠野」という独特の場所で様々な幻想的な存在と出会うことになる。オシラサマや雪女、山姥といった『遠野物語』のキャラクターたちは、彼の記憶の中に生き続ける恋人の姿を映し出す。舞台の中で展開されるのは、時空を超えた幻想的な体験だ。

多彩なキャストとパフォーマンス



演出の森山開次を始め、舞踏家の麿赤兒は、82歳ながらの第一線で活躍し続けており、彼の存在も重要だ。彼が舞踏家として舞台に立つことで、異界との対話が一層色濃く表現される。また、若き俳優の尾上眞秀が神秘的な少年の役を演じ、物語全体の運命を左右する重要な役割を担っている。

バレエ、舞踏、歌舞伎と多種多様なパフォーマンスが融合することで、観客は全く新しい体験をすることになる。Kバレエ TOKYOのトップダンサーたちが参加しており、この豪華な舞台に期待が寄せられている。

公演概要とチケット情報



この作品は、2025年12月から東京での上演に始まり、その後2026年には東北ツアーが決定している。公演は東京建物 Brillia HALLで行われ、料金はプラチナシートが15,000円、S席が12,000円、A席が8,000円、B席が5,500円と、幅広い選択肢が用意されている。

チケットの一般販売は2025年7月から始まり、各地で特別なイベントも予定されている。複雑かつ感情豊かなこのストーリーは、観客に強いメッセージを届けるだろう。

この冬、Kバレエの新しい物語にぜひ注目してほしい。古典と現代が交錯する感動の舞台、心に残るひと時が待っている。


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会社情報

会社名
株式会社東急文化村
住所
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
電話番号

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