アイティーエムとモニタラップ社の新たな取り組み
2025年1月10日、アイティーエム株式会社が株式会社モニタラップと提携し、Webサイトセキュリティポスチュア検査サービス(WSPC)とクラウドWAAPサービスの提供を開始しました。この取り組みは、企業が直面するWebサイトのセキュリティリスクを軽減し、デジタル資産の保護を図るものです。
1. Webサイトの重要性とセキュリティリスク
現代ビジネスにおいて、Webサイトは不可欠なデジタル資産とされています。企業が運営するWebサイトは、攻撃者にとって非常に魅力的なターゲットとなり得ます。実際、適切な対策を講じていない場合、以下のような危険にさらされることがあります。
- - 60%ものWebサイトに既知の脆弱性が存在していること。
- - セキュリティ侵害事故の80%がWebアプリケーションから発生しています。
これらの脅威に立ち向かうためには、多層的なセキュリティ対策が必要です。
2. Webサイトセキュリティポスチュア検査サービス
Webサイトセキュリティポスチュア検査(WSPC)は、企業のWebサイトを持続的に監視し、様々なセキュリティモニタリング機能を提供します。その特長には、以下のような機能があります。
- - マルウェアスキャン: アンチウイルス技術を活用し、Webサイト内の悪意あるコードを迅速に検知。
- - ブロックリスト登録検査: 主要ブロックリストへの登録の有無を確認し、検索エンジンでの評価を守る。
- - SSL/TLS証明書のモニタリング: フィッシング攻撃を防ぐため、証明書の改ざんを監視。
- - DNSレコードのモニタリング: ドメインの安全性を確保し、フィッシングや中間者攻撃から防御。
これにより、企業は安心してWebサイトを運営できる環境を手に入れることが可能です。
2.1 価格プラン
- - Essentialプラン: 月額5,700円(ドメイン数: 1つ)
- - Businessプラン: 月額11,400円(ドメイン数: 5つ)
- - Enterpriseプラン: お問い合わせにて
3. クラウドWAAPサービス
クラウドWAAPサービスは、Webサイトを様々な脅威から保護し、安定した運営を維持するための多様な機能を提供します。主な機能は以下の通りです。
- - WAFとAI技術活用: 既存のWAFを超えた脅威の検知を実現。
- - APIセキュリティ: トークンの完全性を検証し、攻撃を防ぐ。
- - Bot対策: 悪意のあるBotトラフィックからの防御を提供。
- - Secure CDN+DDoS対策: HTTPベースのサービス拒否攻撃を軽減。
3.1 価格プラン
- - Essentialプラン: 月額8,640円(基本費用/100GBまで)
- - Businessプラン: 月額10,160円(基本費用/100GBまで)
- - Enterpriseプラン: お問い合わせにて
4. 保護の重要性
この新しいサービスによって、企業は進化するWebサイトやAPIのリスクを軽減し、デジタル資産を確実に守ることができるようになります。モニタラップの金 暎埈代表取締役も、この取り組みについて高く評価し、企業のセキュリティ強化へ貢献する意義を強調しています。
5. 結論
Webセキュリティは今や企業運営に欠かせない要素となっています。アイティーエムとモニタラップが提供するこれらのサービスは、企業が自らのデジタル資産を適切に守るための強力なソリューションとなることでしょう。特に、Webサイトセキュリティポスチュア検査やクラウドWAAPサービスは、企業の安心したWeb運営に寄与します。
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