ビームプロファイラ製品選定のための技術資料公開サイト
株式会社光響は、ビームプロファイラ製品の選定と活用を支援するために、技術解説資料を無料で公開する新しいウェブサイトを立ち上げました。このサイトは、レーザーのビーム計測に関心のあるユーザー向けに設計されており、製品選定基準や測定条件に関する実践的な情報を提供します。
ビームプロファイラの重要性
ビームプロファイラは、レーザーのビーム出射の断面形状や強度分布、ビーム径の変化を可視化し、数値化するための測定機器です。これらの情報は、開発や製造、品質管理において、ビーム特性の評価には欠かせないもので、最適な製品の選定が求められます。特に、用途や測定対象の波長、ビーム径、出力レベルに従った製品選びは、成功のカギを握っています。
公開された技術資料の内容
今回新たに公開された技術資料は以下の4点です:
1.
最大レーザーパワー密度の算出方法とアッテネータセットの選定
この資料では、レーザーのパワー密度やパルスエネルギー密度の計算方法を詳述し、ビームプロファイラでの適切な測定のための減衰手法、例えばNDフィルターやビームスプリッターの選定と使用法について説明します。
2.
微小ビーム径測定技術と測定可能最小ビーム径の考え方
微小ビーム径測定光学系(BE)を使う場合と使わない場合の最小ビーム径の違いや、測定における限界についての技術的な背景が解説されています。
3.
高出力レーザー(グリーン/ファイバー)対応プロファイラの選び方
金属材料の溶接、切断、マーキングに使用されるファイバーレーザーや、半導体向け微細加工に利用されるグリーンレーザーについて解説し、それぞれの素材に対するビームプロファイラの適合性を詳しく述べています。
4.
深紫外線対応ビームプロファイラの紹介
紫外線(UV)の波長帯ごとの分類や、深紫外線(DUV)光源の特性とその用途について説明し、特に390 nm以下の波長に対しても高感度な測定を可能にするビームプロファイラをご紹介します。
専門的なサポート
光響では、レーザーの波長、ビーム径、ビームパワーや使用するカメラ、光学系の必要性、設置条件などに基づいて、最適なビームプロファイラ製品と測定ソリューションを提案しています。技術資料に興味がある方や、詳細についてのご質問がある方は、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。
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担当:滝澤
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