自分らしく生きる教育を実現する私立小学校設立プロジェクト
日本の教育システムにおいて、画一的な教え方が多くの子どもたちに影響を及ぼしています。文部科学省の2023年の調査によれば、全国の小・中学校で不登校の児童生徒数は過去最多となり、現状の教育体制では学びの意欲が削がれがちです。子どもたちが自らの考えを持たず、他者に従う形で生きることが常態化してしまっているのが現実です。これを打破しようと立ち上がったのが、NPO法人コクレオの森と学校法人あけぼの学園です。
コクレオの森は、2004年から大阪府箕面市で『箕面こどもの森学園』を運営しており、自由な学びを通じて約70名の小中学生が主体的に育っています。この学校では、教科書通りの学びだけでなく、自分自身を知り、他者と関わりながら成長できる環境が整えられています。さらに、入学希望者は約100名にも上り、教育移住にも強い関心が寄せられています。
このような背景の中、新たに設立される私立小学校が兵庫県猪名川町において誕生することになりました。あけぼの学園とは、豊中市で70年以上にわたり幼児教育を行ってきた実績ある法人です。リーダーの安家匠さんは、双方が共同で新しい学校を創る必要性について、地域のニーズに応える魅力的な教育環境を提供したいと語っています。
教育の未来を共創するイベント
2024年9月20日(金)に予定されているオンラインイベントでは、安家さんがあけぼの学園の理念やコクレオの森との出会い、そして新たな学校設立への道のりについてシェアします。参加者には、教育に関する質問や要望を双方向で伝える機会も設けられており、具体的な内容を直接聞くことができる貴重な場です。
さらに、参加費用は寄付付きのチケットとなっており、寄付者には無料の特典が用意されています。このプロジェクトはただの学校設立にとどまらず、教育を通じて持続可能な社会を築くための第一歩でもあります。
協働の力で新たな教育を
NPO法人コクレオの森は、「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指し、オルタナティブ教育を通じて多様性を育む活動を行っています。この考え方は学生だけでなく、地域社会全体に影響を与えると考えています。また、あけぼの学園では、非認知的能力の重要性を重視した教育を実施。愛他心や忍耐力を育む保育に重点を置いています。
教育が持つ力は計り知れません。新しい私立小学校を通じて、子どもたちが自分自身を大切にし、明るい未来に向かって羽ばたくための場が提供されることを期待しています。このプロジェクトが地域にインスピレーションを与え、他の教育機関への波及効果を生むことを心から願っています。参加者すべてがこの未来の学校に関わり、共に成長できることを願って、プロジェクトに向けた寄付への参加をお待ちしております。
あなたの声が、この新たな教育の形を築く力になります。