女性のための森林浴サイト「はこじょ森林セラピー(R)ラボ」オープン
2016年9月8日、神奈川県箱根町に国内初となる女性向けの森林浴総合情報サイト「はこじょ森林セラピー(R)ラボ」が開設されました。このプロジェクトは、一般社団法人はこねのもりコンソーシアムジャパンと箱根町が共同で行っており、森林セラピーの魅力を女性に広く伝えることを目的としています。
森林浴とその効果
「森林浴」という言葉は、日本が発祥で、1982年に林野庁が提唱して以来、健康やリフレッシュの手段としての地位を築いてきました。2004年には、NPO法人森林セラピーソサエティによって、より医学的根拠に基づいた「森林セラピー(R)」の概念が確立されました。これにより、全国には61箇所の森林セラピー基地が認定されており、箱根町はその62番目の基地として認定されたのです。
箱根町には「箱根森のふれあい館」を中心に、芦ノ湖周辺エリアが森林セラピー(R)基地として指定され、訪れる人々に心の癒しを提供しています。サイトでは、女性がより豊かに生きるための情報や、森林の持つ効果をふんだんに発信していきます。
「はこじょ森林セラピー(R)ラボ」のコンセプト
「森は女子の味方」というコンセプトのもと、サイトは様々な森林セラピーのプログラムや、おすすめのスポット情報を提供します。また、SNSを活用して森林セラピーの認知度向上にも努め、地域活性化にも寄与することを目指しています。
今回の基地認定を記念して、2016年10月15日及び16日には「森林セラピー(R)基地認定記念フェスティバル」が開催されます。これは、健康と癒しをテーマにしたイベントで、女性に嬉しいアクティビティや特別ゲストの出演も予定されています。
森林セラピー(R)の科学的な効果
近年の研究では、森林にいることでストレスホルモンとして知られるコルチゾールの濃度が低下し、リラックス効果があることが明らかになっています。また、心拍数の変動が自然環境下でより落ち着き、精神的な緊張が緩和されることが実証されています。例として、2泊3日の森林浴でNK細胞活性が高まったデータもあります。
さらに、森から発散される「フィトンチッド」と呼ばれる成分が、リラックスを促すことで知られています。これは、樹木が放つ天然の成分で、リフレッシュや健康促進に寄与しています。
これからの展望
「はこじょ森林セラピー(R)ラボ」は、これからも女性向けに森林を利用したリフレッシュプログラムや体験を提供し続ける方針です。はこじょのメンバーとして、森林セラピー(R)の効果を体験し、健康なライフスタイルを楽しんでもらえるよう努めてまいります。
箱根町の魅力を再発見し、五感を通じて心身の健康を促進するために、あなたもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は
こちらからご覧ください。