デンコー新設備導入
2025-08-06 10:50:20

株式会社デンコーが新たにりん酸亜鉛処理設備を導入し生産体制を強化

株式会社デンコー、りん酸亜鉛処理設備の稼働開始



株式会社デンコーは、埼玉県川越市の川越工場に新たな「りん酸亜鉛処理」設備を導入し、その稼働を開始しました。この設備の導入は、都市部の再開発プロジェクトにおけるニーズへの対応を目指したものです。

新設された設備の目的と役割



近年、屋上構造物や外装部材に対する意匠性の要求が高まっており、デンコーでは溶融亜鉛めっき処理に続く新たな後処理として「りん酸亜鉛処理」を選択しました。この処理により、鋼構造物の表面に皮膜を形成することで、塗装が十分に密着し、降雨や湿気からの防錆性能が大幅に向上します。

さらに、この設備を使って行う処理は、所定の明度を持たせたり、金属光沢を抑えたりすることが可能で、品質の安定にも大いに寄与しています。今回の導入により、デンコーは錆の除去から塗装、運搬までを一貫して自社工場で実施できる体制を整えました。

市場への影響と対応



新設のりん酸亜鉛処理設備は、インフラや交通、建設分野における多様なニーズに応えるため、2種類の処理仕様を提供しています。これにより、防眩性能を求める現場でも柔軟に対応することができます。また、処理槽は国内で最大級のサイズを誇り、大型構造物も効率よく運搬可能です。

環境負荷への配慮



この新しい設備は、環境にも優しい設計となっています。全ての処理槽が循環式になっており、使用水はイオン交換機で不純物が除去され、再利用が行われるため、無駄な水を使わず環境負荷の軽減が図られています。

デンコーの未来に向けた取り組み



株式会社デンコーは、これまで培ってきた溶融亜鉛めっき技術に加え、新たにりん酸亜鉛処理設備の稼働を始めることにより、より一層多様で高度な表面処理のニーズに応える決意です。今後も品質と技術力の向上を目指し、持続可能な社会インフラの発展に寄与していく所存です。詳細についてはデンコーの公式ウェブサイトをご覧ください。

会社概要



デンコーは、昭和35年に設立され、川越市に本社を置いています。代表取締役社長の鎌田幹彦のもと、鋼構造物の生産においては業界でも高い評価を受けています。今後も「環境負荷を低減し、持続可能な社会を目指す」という全社一丸となった取り組みを続けていきます。

お問合せ先
  • - 会社名: 株式会社デンコー
  • - 代表者名: 鎌田幹彦
  • - 所在地: 埼玉県川越市芳野台2丁目8番13号
  • - 電話: 049-225-2011



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会社情報

会社名
電気興業株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル7F
電話番号
03-3520-8322

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