年末年始のエコな国際協力
年末年始のこの時期、大掃除をしながら年賀状の準備を進める方が多いことと思います。そこで、不要品を寄付して国際協力に取り組む機会を逃さないよう、ぜひご案内いたします。
東京都台東区の認定NPO法人「日本国際ボランティアセンター(JVC)」は、40年以上の活動歴を持つNGOとして、アジアやアフリカ、中東での地域開発や人道支援に力を入れています。今回は、不要品を支援に活用する「年末年始不要品寄付キャンペーン」を開催しています。このキャンペーンでは、切手や書き損じハガキ、読み終えた本や聴かないCD、外国コインや紙幣、さらにはアクセサリーや貴金属といったさまざまなモノを収集し、それを国際協力へと結びつけていきます。
不要品でエコに貢献
通常、不要になった品物はゴミとして処分されてしまいますが、これを寄付に回すことで、リユースが促進され、環境への負担も軽減されます。さらに、その収集された不要品は金券ショップや中古買取業者を通じて換金され、その結果はJVCの支援活動に活用されます。つまり、不要品が誰かの役に立ち、さらには世界の困っている人々への支援につながるのです。
参加方法は簡単!
このキャンペーンへの参加は非常にシンプルです。未使用の官製ハガキや切手、外国通貨、貴金属、テレフォンカードなど、幅広い品物が対象となります。不要品を段ボールや封筒に入れて、以下の住所に郵送すればOKです。
〒110-8605
東京都台東区上野5-22-1 東鈴ビル4F
JVC物品支援係
TEL:03-3834-2388
なお、送料は自身でご負担いただく必要がありますが、何よりもエコな国際協力に貢献する意義があることでしょう。キャンペーン期間は2025年2月28日までですが、期間外でも寄付は受け付けておりますので、ぜひ気軽にご参加ください。
日本国際ボランティアセンター(JVC)について
1980年に設立された日本国際ボランティアセンターは、当初から「問題の根本原因の解決」を目指した活動を展開してきました。物をただ寄付するのではなく、現地の人々の力を引き出し、自立を促す支援を重視しています。これにより、持続可能な地域開発へとつながり、より多くの人々に長期的な利益をもたらすことができるのです。
現在、イエメンやスーダン、ラオス、日本など様々な国で活動を行い、そのスケールは年々広がっています。JVCでは、皆様の不要品寄付を通じて、エコで心温まる国際協力の輪を拡げたいと考えています。ぜひ、大掃除の機会を利用して、エコな国際協力に参加してみてはいかがでしょうか。あなたの不要品が新たな希望となります。