FIXER、「AI医事課長」にAIレポート機能を導入
株式会社FIXER(本社:東京都港区)は、生成AIを活用した医療事務業務支援サービス「AI医事課長」に新機能「AIレポート機能」を追加しました。この機能により、医療機関の経営分析が自動で行えるようになり、データ集計や分析にかかる工数を大幅に削減することが可能です。
この「AI医事課長」は2026年2月から提供され、多くの医療機関で導入されてきました。新たなアップデートにより、医療現場から寄せられた「分析業務の自動化と効率化」を求める声に応え、診療報酬の請求業務をさらにスムーズに行えるようになりました。
開発の背景
医事課における診療報酬請求業務で得られるデータや通知書類の集計・分析は、重要なプロセスであり、病院の経営にも影響を与えますが、従来は手作業で行うことが多く、現場には負担が大きくなっていました。これまでの「AI医事課長」は、請求文書の自動集計や査定・返戻分析機能を通じて、医事課の業務効率化を推進してきました。今回のアップデートでは、「分析・改善」フェーズに焦点を当て、新機能の導入が図られました。
新機能の概要
1. AIレポート機能
新しい「AIレポート機能」により、広範囲のデータをもとに、ユーザーが希望する形式でのレポート作成が可能になります。寄せられたリクエストに対してチャット形式で修正を依頼したり、特定のグラフの編集も容易に行えます。さらに、AIが下書きを作成し、最終的な確認を人間が行うプロセスを設計することで、情報の信頼性も確保されます。これにより従来は約8時間かかっていた作業がわずか2時間で完了するようになり、担当者の作業負担が四分の一に軽減されました。
2. ファイル形式の拡張
これまではUKEファイルやCSV形式の通知書類に対応していましたが、新たにPDF形式のファイルも取り込めるようになりました。従来は都道府県ごとに異なる様式を確認するために手動での作業が伴いましたが、今回の機能によりAIが形式の差異を瞬時に分析し、一貫したデータ集計が実現しました。
今後の展望
今後はさらに取り込み可能なファイル形式を拡充し、「AI医事課長」上でのデータ集計や分析業務の高度化を目指します。また、病棟別や医師別の分析にも対応予定で、より細かいデータ可視化を進めることで、医事課職員の高精度な分析を支援します。
AI医事課長の詳細
「AI医事課長」は、医療機関の医事課業務を支援するサービスであり、診療報酬請求情報の管理・集計・分析を効率的に進めることが可能です。詳細については、
公式サイトを参照してください。
株式会社FIXERについて
FIXERは2009年に設立され、Microsoft Azureを利用したエンタープライズシステムの構築を支援してきました。近年は生成AIを活用したサービス「GaiXer」を展開し、組織における業務のデジタル化を推進しています。