LINEヤフーがAIエージェント「Agent i」の機能拡充に向けた大規模タスクフォースを運用開始
1. 新たなタスクフォースの発足
LINEヤフー株式会社は、AIエージェント「Agent i」の機能を拡充するための新たな開発タスクフォース、「AI Agent Prototyping タスクフォース」を発表しました。この取り組みは、AI技術の向上を図るとともに、新たなプロジェクトの創出を目指したものです。2026年3月には第1弾の公募を実施し、今回の第2弾では報奨金総額を5,000万円に拡大し、より多くの社員が参画できるように設計されています。
2. タスクフォースの背景と目的
LINEヤフーは、過去に「Yahoo! JAPAN」のAIアシスタントと「LINE」のAI機能を統合し、2023年4月から「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」をスローガンに据えた「Agent i」を立ち上げました。今回のタスクフォースは、業務効率化や新たな人材育成を促進することを目的とし、AI活用が必要不可欠とされる時代を受けて発足されました。
3. 公募制度の意義と特長
このタスクフォースには、社員が自由に参加できる公募制度が設けられており、自らのアイデアやプロジェクトを提案することが可能です。部門の枠を超えた応募が可能で、通常業務の約20%のリソースを投じることを前提としています。
さらに、最高1,000万円の報奨金を用意しており、これは挑戦的な提案を後押しし、実際の業務に繋がるような成果を生むことを目指しています。第1弾では、26件のプロジェクトの内、最終選考に進出した9件が厳格な評価の下で選出されています。
4. 成果と今後の展開
第1弾公募では、「日程調整」プロジェクトが最高賞を獲得した他、金融や自動車、不動産関連など様々な分野でのプロトタイプが生み出されました。これにより、ユーザーが日常生活でAIを便利に利用できる土台が整いつつあります。
今後の第2弾公募に向けても、報奨金制度の見直しや新たなインセンティブ制度が設けられる予定です。これにより、社員の創造性をより一層引き出し、さらなるイノベーションを促進していく考えです。
5. LINEヤフーの新しいミッション
加えて、LINEヤフーは2026年4月から新たなミッション「WOW Our Users!」を掲げ、AIエージェントの深化を図っています。本タスクフォースもこの一環として位置付けられており、スピード感を持って取り組む姿勢が強調されています。
これらの施策を通じて、LINEヤフーはユーザーに感動を与えるサービスを提供し続け、AIの力を活かした新たな価値を創出することを目指しています。