雑草対策の新たなバイブルを手に入れよう
2025年2月18日、株式会社山と溪谷社から新しいエッセイ『雑草を攻略するための13の方法』が刊行される。この本は、自宅で小さな家庭菜園を営んでいる人や、雑草に困っているすべての人々に向けた実用的なガイドである。著者の谷本雄治氏は、長年にわたり農業専門という立場から経験を積んできた知識をもとに、雑草との向き合い方を徹底的に解説している。
日本は温帯地域に位置し、特に降水量が多い。こうした環境では、雑草が旺盛に育ち、家庭菜園を楽しむ人々にとって大きな悩みの種となる。「雑草を何とかしたい」と願う心は、農家だけでなく、一戸建ての住民や公道の維持管理者など、さまざまな人々に共通する思いだ。
本書では、著者本人が直面した雑草との日々を元に、13の実践的な戦略を紹介。雑草対策の方法として挙げられるのは、体力で踏みつける方法や、シンプルに草刈り・草取り、さらには除草剤使用まで様々だ。特に現代の農業では、除草剤が最終手段として頼られるケースも多いが、果たしてそれが自分にとって本当に必要で効果的なのかという不安もある。
著者は、プロの農家たちからの話を交えつつ、「自分にもできるのか?」「本当に効果があるのか?」と雑草対策について悩み続ける姿を描いている。これにより読者は、ただの知識ではなく、まさに体験に基づいた強力な指南に触れることができる。以下は、書中の戦略からいくつかを紹介する。
目次からの抜粋
自分の体重を利用して雑草を抑える簡単な方法。
雑草の根をしっかりと取り除く重要性。
驚きのアイディア!動物を利用した雑草対策。
加えて、オオバコやメヒシバなど代表的な雑草のビジュアルも収録されており、実際にどの雑草に悩まされているのかを視覚的に認識することも可能だ。これにより、読者は自分の菜園に適した対処方法を見つけやすくなるだろう。
著者の谷本氏はプチ生物研究家でもあり、幼児向けの児童書執筆にも精を出している。食・農・環境をテーマにした数々の著作は、彼の専門性と情熱を物語るものである。既に発表されている書籍には、『週末ナチュラリストのすすめ』や『農をささえる生きもの図鑑』などがあり、これらはどれも高い評価を受けている。
この書籍『雑草を攻略するための13の方法』は、雑草に悩むすべての家庭菜園愛好者にとって、勇気を持って挑戦するための一助となるはずだ。働きかけ次第で、より豊かな菜園ライフが楽しめるかもしれない。
この新刊を手に取り、泛在する雑草との戦いを乗り切るヒントを見つけてみてはいかがだろうか。自宅の庭を美しく保つための、実用的な戦略が満載の一冊です。
【書誌データ】
定価1760円(本体1600円+税10%)
仕様:四六判/176ページ/オール1色
発売日:2025年2月18日
詳細は
こちら。