岡崎市のプレケア窓口
2025-07-07 16:33:44

愛知県岡崎市が大学生向けのプレコンセプションケア窓口を初設置!

愛知県岡崎市、大学生向けプレコンセプションケア相談窓口を開設



愛知県岡崎市と株式会社ベルタが連携し、2025年7月7日より、大学生向けのプレコンセプションケア相談窓口が設置されることが発表されました。この取り組みは全国初の試みであり、岡崎市にある4つの大学(愛知学泉大学、愛知産業大学、岡崎女子大学、人間環境大学)で実施されます。これにより、将来の妊娠やライフプランに備えて、若い世代が自らの健康と向き合う機会を提供することを目指しています。

プレコンセプションケアとは



「プレコンセプションケア」とは妊娠予定の男女が自らの健康状態や生活習慣を見直し、適切なケアを行うことをいう新しい概念です。この取り組みは生活習慣病やリスクの高い妊娠を防ぎ、将来の健康づくりにつなげる目的で近年注目を集めています。特に、日本では晩婚化や晩産化が進む中、妊娠に関わるリスクが高まっている問題が深刻です。

岡崎市長の内田康宏氏は、今回の協定が市民の健康寿命を延ばすためには重要であるとしています。また、ベルタの代表取締役社長である武川克己氏も、若者に向けて相談できる環境を整えることの重要性を訴えています。これにより、大学生が将来を見据えた健康管理を行う基盤を築くことが期待されています。

相談窓口の機能と意義



設置される相談窓口では、助産師や管理栄養士などの専門家がオンラインで相談に応じます。これにより、ただの情報提供にとどまらず、個別の悩みや不安に対応できる環境が整えられます。特に、心身の不調や不安を抱えている若者たちにとって、気軽に専門家に相談できることは大きなサポートとなるでしょう。

実際に、協定締結式に先立ち、大学生を対象に実施された意見交換会では、参加学生が専門家とのオンライン相談を体験しました。この際、複雑な悩みも気軽に相談できる環境が評価され、学生たちからは「専門家に話を聞いてもらえるのはありがたい」という声が多く寄せられました。

プレコンセプションケア推進の背景



今回の事業連携が実現したのは、岡崎市の健康増進施策の一環として、プレコンセプションケアが必須であるとの認識から来ています。この取り組みは、岡崎市の健康おかざき21計画の一部として位置づけられており、中高生を対象とした啓発活動を行い、プレコンセプションケアの理解を広めることが目的です。

この協定を通じて、ベルタは既に300以上の自治体と連携しており、その実績と専門知識が評価されています。地域全体で未来の健康づくりをサポートするモデルケースが岡崎市から発信されることになります。

婚姻届提出者への啓発活動



さらに、岡崎市では婚姻届を提出した夫婦にもプレコンセプションケアに関する啓発冊子を配布します。新たなスタートを切る瞬間に、今後の健康や暮らしに目を向けるきっかけを提供することを目的としています。このような啓発活動が、若者たちのライフプランにおいて重要な一歩を刻むことが期待されています。

結論



岡崎市におけるプレコンセプションケア相談窓口の設置は、若者の健康づくりを支援し、未来のライフプランに備えた取り組みとして注目を集めています。今後、他の地域にも波及し、広がっていくことが期待されるでしょう。女性のライフステージに寄り添う、こうした取り組みを通じて、より多くの人々が健康的で充実した人生を送れるようになることを願います。


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会社情報

会社名
株式会社ベルタ
住所
港区北青山2-12-28青山ビル5階
電話番号
03-5413-5225

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