特殊詐欺根絶の秘訣
2019-08-23 16:00:25

特殊詐欺根絶のための家族の絆を強める方法とは?

特殊詐欺根絶のための家族の絆を強める方法とは?



特殊詐欺被害が依然として多い中、伍代夏子氏が提唱する対策として、家族間のコミュニケーションの重要性が再確認されました。

家族の合言葉で特殊詐欺を予防



特殊詐欺に騙されないためには、何よりも「合言葉」を定めることが効果的です。伍代氏は「今日帰ったら、お子さんと合言葉を決めてみてください。怪しい電話がかかってきたら、その合言葉を確認することで、本当にお子さんかどうかを判断できます」と話しました。この簡単な対策が、実際に犯罪を未然に防ぐ手助けとなります。

犯罪の実態と意識のギャップ



警察庁の調査によると、東京都内では今年6月末までに1,946件の特殊詐欺が発生し、被害総額は約39億9千万円に上っています。数は減少傾向にあるものの、未だに高額な被害が続いていることが、大きな問題です。伍代氏はこの現実に対し「自分は騙されないと思っている人ほど危ない」と警鐘を鳴らしました。多くの被害者が「詐欺の電話には騙されない」と考えていたにもかかわらず、実際にはその罠にはまってしまった事例が多数報告されています。

毎日のコミュニケーションで絆を強化



伍代夏子氏は、日常生活における何気ない会話が、特殊詐欺の予防につながると強調しました。「お子さんや家族との会話を通じて、今の生活や仕事について話し合うことで、怪しい電話が来たときに冷静に判断できる力が養われます」と語ります。このような日常的なコミュニケーションの積み重ねが、家族の絆をより強固なものにし、詐欺のリスクを減少させるのです。

催事の概要



今回のイベントは、2019年8月21日に世田谷区民会館および前広場で開催され、特殊詐欺根絶に向けた重要なメッセージを発信しました。主催は都の安治安対策担当部長や警視庁の高官たちが連携して行いました。このような取り組みが全国的に広がり、特殊詐欺撲滅に向けた動きが強化されることが期待されます。

特殊詐欺は社会全体の問題です。家族の絆を強め、自らの身を守るための防犯意識を高めることで、これらの危険から距離を置くことができるでしょう。今後も、拡大する特殊詐欺に対抗するためには、私たち一人ひとりが意識を持ち、適切な対策を講じることが求められています。

会社情報

会社名
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム
住所
東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
電話番号

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