データコム株式会社が仙台「四方よし」企業表彰に入賞しました

データコムが仙台「四方よし」企業表彰に輝く

2025年2月6日、データコム株式会社が仙台市の「四方よし」企業表彰にて入賞企業として選ばれ、その業績が高く評価されました。地域社会への貢献や魅力的な職場づくりに向けた取り組みが、企業評価の基準となっているこの表彰制度において、データコムの取り組みが光りました。この表彰制度は、仙台市内の中小企業が「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」に加え「働き手よし」をも含め、地域発展に寄与する優れた取組みを紹介・表彰するものです。

データコムの取り組み

この入賞は、データコムが実施したさまざまな社会貢献活動及び職場環境の向上に向けた施策によるものです。特に評価されたのが、以下の2つの取り組みです。

1. 社会的課題解決への挑戦

データコムでは、食品ロスや貧困問題に対処するため、若手社員が主導となった「フードドライブ」を実施しています。具体的には、2023年4月、仙台を拠点とするマイナビ仙台レディースやウジエスーパーと協力して、試合会場や店舗での食品回収を行いました。また、10月30日には「フードドライブプロジェクト」を立ち上げ、地域内4社とともに合わせて102.36kgの食品を仙台福祉協議会に寄贈しました。

2. 魅力的な職場の実現

ワーク・ライフ・バランスの向上を目的として、データコムは時差出勤制度を導入しました。これにより、多様な働き方を認め、社員が仕事と私生活の両方を充実させることを目指しています。導入からの時間休取得率は80%以上、時差出勤利用率は60%と、多くの社員がこの制度を活用しています。

顧客満足の向上と事業継続への施策

データコムはまた、顧客の課題解決に寄与するため、カスタマーサクセス室を新設し、クライアント向けに分析手法の指導やウェビナーによる情報発信を行っています。さらに、事業継続のために新卒採用を恒常的に実施し、教育制度の整備にも力を入れています。これらの取り組みは、同社の成長に寄与するだけでなく、業界全体の底上げにつながると確信しています。

ダイバーシティ経営の推進

多様な人材の採用と育成にも注力し、特に外国籍人材の採用を進めることで、独自の文化や価値観を活かしながらより一層のグローバル化を図っています。社内での英会話研修やインターン受け入れがその一環です。

今後の展望

データコムの社長である小野寺修一氏は、「四方よし」という理念が企業成長にとって非常に重要であると強調し、地域を代表する企業になるための努力を続けていく意向を示しました。

データコム株式会社は、1994年の設立以来、小売業界に特化したパッケージシステムの開発に注力しており、今後も新たな挑戦を続けていく姿勢を崩しません。地域社会の発展と企業の成長を両立させるべく、これからも様々な取り組みを展開していくことでしょう。