ロンボク島の新レストラン
2022-08-24 18:00:02

インドネシア・ロンボク島に誕生する日本人が手掛けたバンブーレストラン「Milky Wave」

インドネシアのロンボク島に、注目のバンブーレストラン「Milky Wave」が間もなくグランドオープンします。このレストランは、日本のバンブー建築士岡崎氏によって設計されたもので、世界でも珍しい大型のバンブー建築として注目を集めています。

ロンボク島は近年、インドネシア政府の観光開発公社であるITDCが手掛けるマンダリカ経済特区として発展しており、国際サーキット場やショッピングモール、テーマパークなどの開発が進行中です。その中心に位置する「Milky Wave」は、環境にやさしい建材である竹を使用しており、サスティナブルな観点からも注目されています。

大型バンブー建築の魅力は、何と言ってもその独自の美しさと強靭さです。岡崎氏は、竹を使った建物が持つアートとしての側面を重視し、建物の構造だけでなく、細部に至るまでバンブー技術を駆使しました。このレストランは単なる飲食施設ではなく、竹を使用したアート作品としての顔も持つ、まさに唯一無二の存在です。

「Milky Wave」の総面積は800㎡で、1階にはバンブー建築エリアが453㎡、2階には223㎡のスペースが設けられています。エントランスも含めて、5,000本以上の竹が使用されており、訪れる人々にその迫力と美しさを提供します。

レストランのメニューは、日本人シェフが手がけるジャパニーズフュージョン料理です。日本の食材や技術を活かした独自のメニューが提供されるため、地元の食材と日本料理の融合を楽しむことができます。観光客だけでなく、現地の人々にも新たな食文化を楽しむ機会を提供します。

岡崎氏はロンボク島での事業に意欲的で、現在「バンブーラボアーキテクチャー」という会社を設立し、地域の環境資源を活かしたプロジェクトを進めています。ロンボク島から発信されるバンブー建築は、今後の観光産業に大きな影響を与えるでしょう。特に、建材の製造過程を自社工場で行い、地域雇用の創出にも寄与しています。

さらに、岡崎氏は日本の沖縄でもバンブー建築を確立する計画を立てており、2024年には現地でのプロジェクトを展開する予定です。彼のビジョンは、ロンボク島で得たノウハウを日本にも持ち込み、持続可能な建築様式を普及させることにあります。

以上のように、バンブー建築は環境問題に配慮した持続可能な選択肢として、今後も注目され続けるでしょう。岡崎氏の情熱と努力が実を結び、リゾート地としてのロンボク島がさらなる発展を遂げることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ロンボク島
住所
神奈川県横浜市港北区篠原北1-1-12
電話番号
080-3605-1094

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