名古屋港水族館の「アース」が遂に本の中に!
名古屋港水族館で暮らしていた国内最大のシャチ「アース」が、2025年8月3日に急逝しました。アースはその愛嬌のある顔立ちや元気いっぱいの姿で、多くの人に愛されてきました。今回、アースを偲ぶための特別なブロマイド付きの書籍『シャチまるごとBOOK』が登場します。これは、アースのファンからの強い希望に応える形で実現したものです。
アースの特別ブロマイド
このブロマイドは、B5サイズでアースの姿をそのまま収めたもの。内容には文字が一切なく、彼の魅力を最も引き立てています。この特別公開は、名古屋港水族館や長年アースを撮影してきた水族館写真家のかぶつ氏の協力によって実現しました。アースを自宅に飾りたいと思うファンのために、Amazon限定・数量限定にて提供されます。
愛されるシャチ「アース」のプロフィール
アースは、日本唯一のオスのシャチで、体長6メートル、体重3.7トンという巨大さで知られています。同時に、彼は日本初の飼育下で成功した繁殖の孫であり、水族館で3世代目のシャチという特別な立ち位置にありました。彼の誕生日や生育のエピソードも書籍内に収録されており、ファンにとっては貴重な資料になります。
アースの誕生エピソード
アースは2008年10月13日に鴨川シーワールドで誕生しました。母親のラビーが10歳で出産し、当時としては記念すべき日本初の飼育下三世の誕生でした。多くの観客が見守る中で、彼は活発に水面まで泳ぎ、初めての呼吸を行いました。その瞬間、会場は大きな拍手に包まれました。
『シャチまるごとBOOK』の内容
『シャチまるごとBOOK』では、アースの他にも日本で暮らす6頭のシャチの紹介や、水族館の説明、さらにシャチの生態についても詳しく触れています。また、アースと彼の仲間であるリンとの愛らしいツーショット、飼育スタッフとの貴重な触れ合いなども収録されています。
この書籍は、予約時点からAmazon総合ランキングや楽天ブックスランキングで10位を記録し、発売前に重版が決まるほどの人気を博しています。特に動物学や海洋生物についての発信を志向する人々にとって、有意義な一冊となるでしょう。
出版情報
『シャチまるごとBOOK』は辰巳出版から出版され、監修は鴨川シーワールド館長の勝俣浩氏が行っています。全96ページ、オールカラーで構成され、定価は1,760円(税込)です。書籍はAmazonでの購入が可能で、特別ブロマイド付の限定版が用意されています。
この本は、アースの思い出を形に残したいと考えるすべてのファンに向けた一冊です。名古屋港水族館の誇りを感じながら、アースの思い出を共にお楽しみください。