新生活シーズンにおけるスマホ費用の意識調査
Back Market Japan株式会社が実施した調査によると、全国の20~70代の大手キャリアユーザーと格安SIMユーザーを対象にした「新生活シーズンにおけるスマホ費用」に関する意識が明らかになりました。この調査は、全国の男女1000名を対象に行われ、リファービッシュスマホへの興味が高まる中、消費者の意識がどのように変わっているのかを探りました。
スマホ買い替えを検討しているユーザー
調査結果によると、春のスマホ商戦を前に約25%の人がスマホの買い替えを考えていると回答しました。この中の56%がキャンペーンの活用を視野に入れており、春のプロモーションが購買行動に大きく影響を与えていることが示されています。
コストパフォーマンス重視の傾向
買い替えを考えているユーザーの86%は「コストパフォーマンス」を重視していることが確認されました。特に高額商品を追求するのではなく、機能と価格のバランスを重視する姿勢が顕著です。高額でも性能を重視する意見は14%にとどまる一方、46%が安価な端末を候補に挙げています。
キャリアと格安SIMの購入価格比較
ユーザーのスマホ端末の平均購入価格は、キャリアユーザーが71,120円、格安SIMユーザーが50,600円で、価格差は20,520円に上ります。特にキャリアユーザーは10万円以上のスマホを選ぶ傾向があり、格安SIMユーザーはより安価な選択肢を好むという結果となりました。
月額料金の差が明確に
また、スマホの月額料金については、キャリアユーザーの2年間の支払総額が約15万円、格安SIMユーザーは約5万円となり、その差は約10万円になります。平均月額で見ても、約4,000円の差が生じています。これにより、格安SIMユーザーが大きくコストを節約できている状況がわかります。
乗り換えに消極的な理由
しかし、キャリアユーザーの約60%が格安SIMへの乗り換えを考えていないことが示されています。その理由は「手続きが面倒」「長年の契約を持続しているから」といったもので、多くの人が現状を維持する傾向にあります。
リファービッシュスマホへの興味
加えて、コストパフォーマンスを重視する中で、約4割の消費者がリファービッシュスマホの購入を検討していることが分かりました。特に若年層はリファービッシュ品を好む傾向があり、新品同様の品質を保証されているため、価格も安く抑えられる点が好まれています。特に「通信プランはそのまま、端末だけお得に」と考えるユーザーが多く、リファービッシュ市場の拡大が進んでいます。
結論
企業が提供するリファービッシュスマホサービスは、環境への負荷を減少させるだけでなく、消費者にとっても経済的な選択肢となっています。スマホの購入における意識が多様化する中、Back Marketは持続可能な選択肢を提供しており、その影響が今後どのように広がっていくのか注目です。
今回の調査から見えてきたことは、消費者がスマホ選びの際に重視するのはコストパフォーマンスであり、その中でもリファービッシュに対する興味が高まっていることです。これからのスマホ購入において、どのようなトレンドが現れるのか期待が高まります。