リゾートトラストの伊藤勝康会長が受章
リゾートトラスト株式会社の代表取締役会長、伊藤勝康氏がこの度、フランスから「フランス農事功労章シュヴァリエ」を受章しました。この勲章は、フランス共和国の農業・食料主権大臣から与えられるもので、1883年に創設されました。
勲章の背景と意義
「フランス農事功労章」は、特にフランスの農産物の国際的な輸出や販売促進、またフランスの食文化の普及に貢献した国内外の方々に授与されます。この受章は、伊藤氏がフランスワインと食文化の普及に向けて行った数々の活動が認められた結果です。
叙勲式の様子
叙勲式は、2024年7月25日にリゾートトラストが運営する会員制リゾートホテル「エクシブ京都 八瀬離宮」で行われました。その場には在日フランス大使館のジェローム・ペルドロー経済部農務参事官が出席し、伊藤氏の活動を称賛しました。「伊藤勝康氏はフランスのガストロノミーとワインを真に愛する方で、日仏文化の発展に貢献してきた」と語り、フランス文化に対する彼の貢献を高く評価しました。
フランスワイン愛好家としての活動
伊藤氏は、フランスワインの愛好家として知られており、自身もフランスのワイナリーを訪問し、フランスワインとその文化の普及に努めています。2011年には「コマンドリーボルドー名古屋支部」を設立し、事務局長としての役割も担っています。彼の活動は、地域の人々にフランスの食文化やワインに対する理解を深めさせる重要な役割となっています。
伊藤勝康のプロフィール
伊藤勝康氏は1973年に宝塚エンタープライズ株式会社を設立し、その後1999年にリゾートトラストの代表取締役社長に就任しました。2018年からは会長、CEOとして経営のトップを務めています。また、彼はフランスワインに関する様々な団体からも評価を受けており、2004年にはサンテミリオン騎士団に叙任、さらに2008年にはシュバリエ・デュ・タートヴァン、2011年にはコマンドリー・ド・ボルドーのコマンドール、2016年にはボンタン騎士団、2017年にはシャンパーニュ騎士団のオフィシエとして叙任されています。
今後の展望
伊藤氏は今後もフランスのワインと食文化の普及に向けて努力を続けると述べており、リゾートトラストグループの一員として、さらなる発展と貢献を目指しています。日本におけるフランス文化の促進に対する彼の情熱と献身は、今後も多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。