シェイクスピア俳優が挑む、新たなロミオとジュリエット
演劇ユニットKing's Menによる、シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』の上演が決定しました。2025年1月、東京都杉並区の高円寺にて、熱のこもった舞台が繰り広げられます。
主演を務めるのは、劇団シェイクスピアシアターで長く主演俳優として活躍してきた平澤智之氏。彼は、ロミオ役のみならず、乳母や大公など複数の主要な役を演じ分けるという、挑戦的な役どころに挑戦します。シェイクスピア俳優の中でも、ロミオと乳母を同時に演じる者は前例がなく、その演技には注目が集まっています。平澤氏は今回の配役について、「大変な重圧を感じています。しかし、シェイクスピアの時代には一人の役者が複数の役を演じるのが一般的でした。今の私たちにも不可能ではないはずです。舞台上でシェイクスピアの声を発し続け、本物のシェイクスピアの心を届けたい」と意気込みを語っています。
対するジュリエット役には、同じくシェイクスピア俳優の絵里氏が抜擢。さらに彼女はマーキューシオ役も兼任し、平澤氏と共演します。絵里氏は、「シェイクスピアの時代には、舞台装置に頼らず、観客が芝居に没入できる空間がありました。当時の舞台を現代に蘇らせたい。観客を現実世界に引き戻すことなく、没入型の体験を提供したい」と、演出への想いを語っています。
King's Menは、これまでも障がいを持つ俳優の起用や斬新な演出に挑戦してきました。今回の『ロミオとジュリエット』では、原点回帰を図り、シェイクスピア作品の神髄を追求。舞台と客席が一体となり、物語の世界を共有できるような演出を目指しています。
豪華キャストとスタッフ陣
本作には、平澤智之氏、絵里氏に加え、ユウキ氏、林勤衛氏、中島史朗氏、伊藤悠緑氏、めい氏、藤田泰生氏、柳誠直氏、鈴木吉行氏など、実力派俳優たちが多数出演します。演出は篁エリ氏と平澤智之氏、舞台監督は田代悠稀氏が務めます。
公演概要
公演名: 『ロミオとジュリエット ――Fear No More――』
公演期間: 2025年1月4日(土)~1月5日(日)
会場: 座・高円寺(東京都 杉並区 高円寺北 2-1-2)
チケット料金:
一般:4,000円
学生割引・障がい者割引:3,500円
小学生無料(保護者の同伴が必要)
カンフェティ限定1,000円割引!一般 4,000円 → カンフェティ席:3,000円!
チケット購入: カンフェティにてチケット発売中
https://www.confetti-web.com/events/4962
公式ホームページ:
https://kingsmen.stage.corich.jp/stage/328723
この冬、King's Menが贈る『ロミオとジュリエット』で、シェイクスピアの美しくも切ない世界観を体感してみてはいかがでしょうか。