MARUGAME UDONがドバイに初上陸、現地での展開計画を発表

株式会社トリドールホールディングスが、2025年7月3日に中東・アラブ首長国連邦のドバイに「MARUGAME UDON」を初出店することを発表しました。これは、海外での展開が順調に進む中での新たな挑戦となります。トリドールホールディングスは、これまでに日本国内だけでなく、世界各地に1,100店舗以上の実績を誇る企業で、その成功を基に中東市場にも冠する意向を示しています。

MARUGAME UDONは、徹底的にこだわった手作りのうどんを提供する飲食店です。現在、海外では9カ国で300店舗以上を展開しており、日本の伝統的な食文化を世界に広める役割を担っています。特にUAEでは日本食の需要が高まっており、寿司や天ぷらなどが人気を集めています。この背景を踏まえ、トリドールは「うどん」という新たな食の選択肢を現地に提案し、調理過程が目に見えるオープンキッチンでの体験を通じて、食の感動体験を提供することを目指しています。

ドバイは多様な文化が共存する都市であり、実際に住民の多くは外国籍の人々です。これにより、日本食を求める層が広がっており、MARUGAME UDONのターゲット市場も中間層を中心に設定しています。お店では、通常のうどんの他に、ローカライズしたメニューとして「テリヤキチキンうどん」や大豆ミートを使用した「スパイシーまぜうどん」を提供し、多様な食文化に対して柔軟に対応していきます。また、全ての食材がハラール認証を取得しているため、安心して楽しんでいただける環境が整っています。

さらに、MARUGAME UDONの特徴であるライブ調理も、ドバイでの展開において高い親和性を持つと考えられています。職人が直接目の前で麺を打ち、茹で上げる様子は、料理の楽しさや興奮を生み出し、食べることの喜びをさらに高めます。このような体験は、食欲を一層掻き立てる要素となり、訪れる人々に新たな感動を与えています。

店舗は、City Centre Deira Mallに位置し、開業に向けてフランチャイズの運営が行われます。運営を担うのはOpal Food Concepts LLCで、現地に深く根付いた経営を目指します。丸亀製麺・MARUGAME UDONは、今後もさまざまな食の感動体験を提供し続け、日本の食文化を広める大使の役割を果たすことでしょう。

トリドールホールディングスは、「食の感動で、この星を満たせ」というスローガンのもと、味覚を超えた五感で楽しむ食体験の追求に努めています。今後も国内外での新たな展開を図り、世界有数のグローバルフードカンパニーを目指して挑戦を続けていきます。