コモンズ・インパクトファンド ~共創~ 2023-2024アニュアルレポート発行の意義
コモンズ投信株式会社は、2022年にスタートした「コモンズ・インパクトファンド ~共創~」の2023-2024アニュアルレポートを発行しました。これは国内上場株式への投資を視野に入れたファンドであり、現在2年目を迎えています。このファンドは、単なる金融的利益を追求するだけでなく、社会的インパクトの創出を目的とした取り組みが特徴です。
3社の協力による新たな価値創造
コモンズ投信は、アセットオーナーであるかんぽ生命保険、そして企業の社会課題解決に取り組むリディラバと連携しています。この三者連携のもと、企業の経営者や担当役員との密接なダイアログを通じて、環境や社会にポジティブな影響を与える施策の議論が行われています。これにより、企業はKPI(重要業績評価指標)を設定し、その達成を目指すことが期待されています。
エンゲージメントの重要性
エンゲージメントの場には、経営トップや人事、サステナビリティ推進部など様々な部門からの参加があり、企業と投資家の間で重要な対話が交わされています。実際、企業側からは「こうした対話を待っていた」という声も挙がっています。このようなコミュニケーションが、企業の価値を再定義し、持続可能な経営へと繋がる道を開いているのです。
アニュアルレポートの内容
新たに発行されたアニュアルレポートには、各社代表や事業責任者からのメッセージが満載です。また、インパクト投資とは何か、これがESG投資とどのように異なるかを解説し、コモンズ・インパクトファンドの独自のスキームとその特徴を説明しています。興味深いコラムが二つ含まれており、一つはインパクトエコノミーの拡大に向けたファンドの貢献について、もう一つは社会課題の構造化が解決に導くという内容です。
セイノーホールディングスとの鼎談
特に注目すべきは、投資先企業であるセイノーホールディングス株式会社の代表との鼎談です。この対話は、インパクトを起点とした企業経営の変化について触れ、具体的にどのように社会貢献を行っているかを示しています。また、ファンドの寄付プログラム「コモれび」の活動報告も掲載されており、企業と共に社会的責任を果たす姿勢が垣間見えます。
まとめ
「コモンズ・インパクトファンド ~共創~」は、社会的な意味を持つ資本の運用を目指す新しい形の投資です。次世代への持続可能な未来を築くために、企業と共に変革への挑戦を続けていく姿勢が見えてきます。その取り組みがどのような結果をもたらすか、今後の動向に注目です。ぜひアニュアルレポートをご覧いただき、私たちの未来を共に考えませんか?
リソース
会社概要
コモンズ投信株式会社 についても詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。
コモンズ投信株式会社