法隆寺から古都奈良を巡る大人の美食旅を紹介

法隆寺から古都奈良を巡る大人の美食旅

9月21日に放送された『おとな旅あるき旅』では、三田村邦彦と吉川亜樹が法隆寺を訪れ、古都奈良を巡りながら、地元の美味しい料理を堪能する内容が特集されました。今回はその魅力を詳しく見ていきましょう。

法隆寺へ向かう旅

まず、訪れたのは日本の最古の木造建築である法隆寺。この美しい寺院は世界遺産にも登録されており、1300年以上の歴史を持つ貴重な存在です。放送中、二人は香ばしい香りに誘われて立ち寄ったお店で、地元の醤油を使ったみたらし団子を楽しみました。この団子は、訪れる人々を惹きつける人気の一品だそうです。

さらに、大家の技術を生かした柿の葉寿司を提供する老舗「平宗」にも立ち寄りました。ここでは、ちょうど紅葉の季節に合った赤い柿の葉寿司（鮭）を楽しみ、焼き鮎の柿の葉寿司も味わいました。どちらも新鮮な素材を活かした絶品のお寿司です。二人は幸せそうな笑顔で、その美味しさに感動しきりでした。

世界遺産の特別公開に感動

法隆寺の見どころの一つである国宝、特に「観音菩薩像（夢違観音）」に実際に拝観できたことは、まさに特別な経験でした。霊験あらたかなこの像は、悪い夢をいい夢に変えてくれると言われており、多くの人が訪れます。また、国宝として知られる「玉虫厨子」などにも目を向け、1300年の歴史に思いを馳せる時間を楽しみました。

奈良市の郷土料理に舌鼓

ツアーは次に、奈良市の南高畑エリアへ移動しました。ここでは、奈良発祥の郷土料理「にゅうめん」を提供する「鹿の子」に立ち寄りました。このお店で出されるにゅうめんは、冬の寒い時期にしか作られない極細の三輪素麺を使用しており、特にエビ天入りのにゅうめんが人気です。温かくて優しい味わいの一杯に、二人はホッとした表情を見せていました。

焼き芋の独自製法に驚き

次に訪れたのは【ならまち】にある焼き芋専門店、「維新蔵」。ここでは、特に人気の「蜜芋」を頂きました。この蜜芋は冷やし焼き芋で提供され、加熱した際の糖度が高く、口に入れると甘さが広がります。アイスクリームを添えられた一皿は、見た目にも楽しく、甘いもの好きにはたまらない一品です。

奈良の地酒を楽しむ居酒屋

宿を一息ついた後、二人は奈良の地酒を扱う居酒屋「うまっしゅ」を訪れました。ここでは、伝統的な奈良漬が添えられたクリームチーズと共に、生駒市の菊司醸造の純米酒を堪能しました。特に、法隆寺の境内で採れた酵母を使ったお酒は、これまでにない体験でした。

大満足の奈良の隠れ家酒場

旅の最後には、日本酒とおばんざいを楽しめる「新奈」に立ち寄りました。ここでは、日替わりで提供されるおばんざいの中から、辛味の効いた切り干し大根とサキイカなどを楽しみました。約五種類のおばんざいを、たった2000円で堪能できるこのお店は、地元でも人気です。お酒との相性を大切に考えられたおばんざいのおまかせコースは、心温まるひとときを提供してくれます。