株式会社CLUEの新たな挑戦
株式会社CLUEは、東京都港区に本社を置き、ドローン関連のソフトウェア事業を行っています。特に注目されるのは、屋根点検や外装調査などの分野で活躍するドローン点検アプリ「DroneRoofer」です。このアプリのユーザー向けに、AIを活用した新しいサポートサービスがスタートしました。
24時間365日のAIチャットボットサポート
CLUEがリリースしたAIチャットサポートは、LINEを介して提供され、利用者はいつでもどこでもドローンの操作やアプリの使い方、法令に関する疑問を即座に解決できます。この取り組みは、ドローンを安全かつ効果的に運用するためのサポート体制の強化を目指しています。特に、現場での「困った」や「わからない」に即応できるシステムは、作業のスピードと安全性を大幅に向上させることが期待されます。
専門性と即応性を融合
今回のAIチャットボットは、CLUEが2017年から蓄積したユーザーの問い合わせデータを基に、社内のAI研究組織「Drone AI LAB」にて専門のモデルを構築しました。このモデルは、現場のノウハウをAIに学習させることで、質の高いサポートを実現しています。これにより、初心者からベテランまで、全てのユーザーが自信を持ってドローンを使いこなせる環境が整えられました。
ハイブリッドサポートの強化
AIチャットボットだけでなく、従来の電話や有人チャットサポートも併用されます。AIが解決できない複雑な問題に対しては、人の力でサポートが行われ、より一層の安心感を提供します。搬送業務だけでなく、ドローンを活用した検査業務を行う事業者にも広く対応しており、従来のサービスを超える価値を提供します。
今後の展望
「24時間365日のAIチャットサポート」は今後、トライアルユーザーからすべてのDroneRooferユーザーへと拡大していく計画です。さらに、トライアルで得られたフィードバックを元に、サービスの改善と機能の強化が行われる予定です。最終的には、点検結果の自動解析や現場ナレッジの共有といった新しい機能の追加が考えられており、AI技術を駆使したさらなるサービスの高度化を目指しています。
CLUEのミッション
株式会社CLUEは、「誰もが安心してドローンを飛ばせる社会」を実現するために日々努力を重ねています。新たなサポート体制の構築を通じて、業界全体の安全と生産性の向上を達成し、働き方改革にも貢献する意向を示しています。
DroneRooferについて
「DroneRoofer」は、簡単なタッチ操作でドローンを安全に操縦できるモバイルアプリです。このアプリは、点検業務に必要なドローン本体や保険、iPad、飛行許可などをパッケージとして提供し、誰でも簡単に屋根外壁点検ができる環境を整えています。
株式会社CLUEについて
CLUEは2014年に設立され、建設業向けにドローンを活用したソフトウェアを展開しています。同社は、ユーザーのニーズに応じた直感的で使いやすいプロダクトの開発を進め、業務の定着を支援しています。また、産業用ドローンの導入からDX実現に向けたサポートまでを一貫して提供するサービスを展開し、業界の進化を先導しています。
公式サイト:
CLUE公式サイト