新サービス「CC Architect」
2021-11-09 10:00:18

クラウドからオフィスへ、ひかり電話利用の新サービス「CC Architect - SIP Connect」が登場

クラウドと電話の新たな接点



近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)は急速に進展しています。特に、業務アプリケーションや社内システムをクラウドに移行する流れが勢いを増す中、電話システムに関しても同様のニーズが高まっています。しかし、企業の中には電話番号を変えたくない、既存の電話回線を安価に利用しているため変えられないという理由から、既存の電話インフラをそのままにしてクラウドPBXに移行することを希望する場合も少なくありません。

これに応える形で、CCアーキテクトが新たに発表したのが「CC Architect - SIP Connect」というサービスです。これにより、企業は自身のニーズに合った電話サービスをクラウドから容易に利用できるようになります。

画期的機能の数々



「CC Architect - SIP Connect」の最大の特徴は、音声基盤としてドイツの「anynode」を使用している点です。このソフトウェアベースのセッションボーダーコントローラ(SBC)は、クラウドや仮想化環境に柔軟に対応し、安定した通話品質を提供します。これにより、日本国内で一般的に設置されている高価なハードウェア型のソリューションと違い、コストを大幅に抑えつつ、高品質な通話接続を実現します。

また、「CC Architect - SIP Connect」は、クラウドサービスから直接オフィスへの接続を可能にしました。従来の方式では、ファイアウォールなどの制約により外部から内部ネットワークにアクセスすることが難しく、セキュリティ面での懸念がありました。しかし、この新サービスにより、クラウドPBXからひかり電話の回線を通じてオフィスへのダイレクト接続が実現し、利便性とセキュリティが大幅に向上しました。

安定した電話品質を実現



クラウドPBXを使用する際、通常はインターネット経由で接続を行いますが、大容量のデータ通信が行われる際には音声の品質が低下するリスクがあります。「CC Architect - SIP Connect」では、ひかり電話を通じた安定した接続が可能で、高品質な音声通話を確保します。IPV6 IPoEに対応し、混雑したIPv4ネットワークを介さずにクラウドPBXと接続できるため、スムーズな通話を実現します。

フルサブスクリプション型の利便性



このサービスはフルサブスクリプション型で提供されるため、別途専用機器を購入する必要がありません。ゲートウェイ装置やソフトウェアの利用料等が契約に含まれ、機器の故障があった場合も無償で交換されるため安心です。月額料金は、10チャネルで17,000円からの提供となっています。

導入に向けた展望



現在、すでに3CXの公式サポートSIPトランクプロバイダーとして認証されており、Microsoft Teamsや3CXクラウドサービスとの接続が可能です。今後も他のグローバルサービスとの接続を順次拡大していく予定です。

企業における新たな可能性



CCアーキテクトは、コミュニケーションをITで便利にするために、最新の技術と製品を駆使して企業に最適なソリューションを提案します。新たな「CC Architect - SIP Connect」によって、企業内の電話システムが進化し、業務効率が向上することを期待しています。詳細情報はCCアーキテクトの公式ウェブサイトを訪れてみてください。

会社情報

会社名
CCアーキテクト株式会社
住所
東京都中央区新川2-1-7セルコンスクエアビル3F
電話番号
050-5830-7067

関連リンク

サードペディア百科事典: クラウドPBX CCアーキテクト SIP Connect

Wiki3: クラウドPBX CCアーキテクト SIP Connect

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