おもちゃ選びに役立つ「グッド・トイ」2025の受賞作を発表！

おもちゃ選びに役立つ「グッド・トイ」2025の受賞作

2023年10月26日、東京おもちゃ美術館において「グッド・トイフォーラム」が開催され、2025年度のグッド・トイ受賞作が発表されました。この賞は1985年から始まり、全国のおもちゃコンサルタントが選ぶもので、親や祖父母のおもちゃ選びの参考になることを目的としています。

今年の大賞に輝いたのは、福岡県の製造した「チックタックスロープ」というシンプルながらも特別なスロープトイです。このおもちゃは、美しい木目で作られており、安全に遊べる大きさの丸い玉が特徴です。自由なスタート地点からの転がりを楽しむことができるため、子どもたちの想像力を刺激します。

各賞の受賞おもちゃ

林野庁長官賞：もぐらたたき

この賞に選ばれたのは、京都府の『エムトイズアトリエ』による「もぐらたたき」です。人と向かい合って楽しむ木製のおもちゃで、上下に動くペグを叩くという遊びが魅力です。壊れにくく、世代を超えて楽しめるため、親子での遊びにも最適です。

多世代交流賞：うちのこま

愛知県の『たすくる工房』からは「うちのこま」が受賞しました。このこまは、初心者でも簡単に回せるように工夫されています。回らないという悩みを解決し、軽くて床を傷めない素材で制作されています。日本の伝承技術と新技術の融合が魅力です。

芸術と遊び賞：トゥギャザー

スペインの『Joguines Grapat,SLU社』による「トゥギャザー」は、個性的な人形たちによるごっこ遊びが楽しめるおもちゃです。子どもたちが感性を育むための良い教材となることでしょう。

ユニバーサル賞：イルミネーション・モザイク

イタリアの『ケルチェッティ社』によるこのおもちゃでは、好きな色のペグを使って絵を描き、光らせることができます。直感的に楽しめるこのおもちゃは、アートへの興味を引き出すことでしょう。

各地での展示企画

『グッド・トイ2025』受賞作は、全国14のおもちゃ美術館で常設展示されます。また、移動型おもちゃ美術館や「グッド・トイカフェ」など、遊びの場も設けられ、さまざまな世代が交流できる機会が用意されています。おもちゃが持つ力が、世代を問わず人々を楽しませることを目指しています。

おもちゃ選びは子どもたちの成長に大きな影響を与えます。この「グッド・トイ」の受賞作は、これからのクリスマスシーズンのおもちゃ選びの参考にもなります。ぜひウェブサイトや各美術館での展示をチェックして、楽しい遊びの時間を共有してください。