喜多方市に書籍寄贈
2025-10-02 11:22:58

喜多方市の小中学校に書籍を寄贈し地域の未来を育む

喜多方市の小中学校に書籍を寄贈し地域の未来を育む



福島県喜多方市において、NPO法人チームふくしまが行う「お互いさまの街ふくしま」プロジェクトが進展を見せています。このプロジェクトは、地域の子どもたちへ「お互いさま」の精神を育むことを目的にしており、最近、喜多方市立小中学校へ書籍を寄贈しました。

書籍「“恩送り”が世界を変える!」の寄贈



寄贈された書籍は、故・吉成洋拍氏が残した志や想いをまとめたもので、2025年5月26日に出版予定の『お互いさまの街ふくしま 発 “恩送り”が世界を変える!』です。この書籍は、市立小中学校に配布され、地域の子どもたちに「お互いさま」の考え方を伝える役割を果たします。

この書籍には、恩を受け取った人が別の誰かへその恩を返す「お互いさまチケット」と呼ばれる仕組みが紹介されており、未来を担う世代への“恩送り”の思想を広めることを目指しています。

喜多方市の「お互いさま」の輪



喜多方市立姥堂小学校は、2024年度から「お互いさまチケット」を探求し、「福島ひまわり里親プロジェクト」への参加を開始しました。特に、学校で学んだSDGsの理念に基づいて、児童たちは「子どもにもできる社会貢献」を実践し、「恩送り」という考え方に基づく活動を展開しています。

児童たちの活動の一環として、教員が手作りしたハンバーガーを「お互いさまチケット」を使用して購入し、温かいメッセージを交換しました。この取り組みによって、子どもたちは「優しさが伝わった」「誰かの役に立ててうれしかった」というように、互いを思いやる心を育てています。

有意義な活動の広がり



さらに、喜多方市内の企業や飲食店にも「お互いさまチケット」の導入が進んでおり、地域全体での活動が広がっています。子どもたちは「小さな行動でも優しさは広がる」と実感し、卒業後もこの取り組みを次世代に引き継いでいくことを目指しています。このような活動は、喜多方市を「お互いさまの街」として育む礎となっています。

寄贈式の開催



2025年10月3日には、喜多方市役所で寄贈式が行われ、教育長やNPO法人チームふくしまのメンバーが出席しました。この場を借りて、本書「お互いさまの街ふくしま 発 “恩送り”が世界を変える!」が地域に浸透し、次世代の希望を育む助けとなることが願われています。

これからも、地域全体が「お互いさま」の精神で支え合い、未来を担う子どもたちに温かい思いやりが受け継がれていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人チームふくしま
住所
福島県福島市野田町6-7-8 ツインコートB103
電話番号
024-563-7472

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