ブランド価値のRWA化を目指したZoomARTプロジェクトの新たな提携
ZoomARTプロジェクトが、企業のブランド価値を活用し向上させることを目的に、現実資産のトークン化(RWA化)を始めることを発表しました。この動きは、日本国内外の企業におけるブランド価値の評価と活用の新たな道を切り開く可能性を秘めています。GFA Capital株式会社は、RWAトークン「ZAMT」の上場支援を行うことも決定しました。
ZoomART Foundationとの業務提携
株式会社between the arts(東京都中央区、代表取締役:大城 崇聡)は、Panamaに本社を置くZoomART Foundation(代表:Julia Martinez)と業務提携を締結しました。これにより、30億円以上の現物資産の管理が行われることになり、文化資産のRWA化による新たな市場の創出を目指します。企業は、自社のブランド価値を表す「のれん」をRWA化することで、事業価値だけでなく、文化的、社会的価値をも評価し直す新しい枠組みが設けられました。
ブランド価値のRWA化とは
この取り組みの背景には、昨年11月のコンサルティングを通じて、多くのグローバル企業が自社のブランド価値のRWA化を希望していることがありました。ZoomART Foundationと協議を重ね、企業のブランドには事業面だけではなく、文化や社会においても重要な価値があると確認されました。この成果により、単なる金融的評価だけでなく、多角的な価値評価が可能となり、ブランド価値のRWA化が実現されることに繋がったのです。
さらに、GFA Capital社は、ZoomART Foundationのトークン「ZMAT」の価値向上を目指して知的財産や技術支援を行うことも決まりました。これにより、トークンの既存市場での競争力が強化されることが期待されています。
ZoomARTトークン「ZMAT」のリスティング支援
GFA Capital社は技術支援に留まらず、釜山にある大手デジタル資産取引所BDANとのコネクションを活用してZoomARTのリスティング支援も行います。このリスティングは複数の取引所同時上場を目指して進められています。RWA市場はまだ未開発な領域と考えられ、今後の成長が見込まれています。GFA Capital社は、コンプライアンスの確認を経て、国内外の主要取引所との交渉を進めていく方針です。
GFA株式会社について
GFA株式会社は2002年に設立され、不動産や金融事業を基に先進的な事業展開を実施してきました。暗号資産関連の事業やメタバースの分野にも進出し、リアルとバーチャルの融合による新たな価値創造に挑戦しています。その豊富な経験を生かし、次世代技術を活用したプロジェクトを推進しています。
ウェブサイト :
GFA株式会社
最後に
ZoomARTプロジェクトによるブランド価値のRWA化は、今後の企業戦略や投資動向に大きな影響を与える可能性があります。この提携を皮切りに、さらに多くの企業が自らのブランド価値を見直し、リアルな資産としての評価を高める動きが展開されることが期待されます。経済や社会におけるブランドの役割が今後どのように変化するのか、注視していきたいところです。