ラックの新ナレッジベース
2026-02-06 15:40:23

金融犯罪対策の新しい共通基盤、ラックが日本初リリースするナレッジベースとは

ラックが発表した新たな金融犯罪ナレッジベース



株式会社ラック(東京都千代田区)は、金融犯罪に関する知識を体系的に整理した「金融犯罪キルチェーン」を日本で初めて公開しました。このナレッジベースは、犯罪者の手口やその進行段階をサイバーキルチェーンの考え方に基づいて整理し、金融機関や警察などの関係者が共通言語を持つことを目指しています。

背景と目的



金融犯罪対策においては、各部門が持つ役割や視点が異なるため、情報共有が十分に行われていないという課題が存在しています。このような状況から、初動の遅れや分析の浅さがしばしば問題視されています。ラックは、こうした課題の解決に向けて、日本の金融犯罪の実情に即したアプローチを提案する必要があると感じました。

このナレッジベースは、米国で進められている犯罪ライフサイクルの体系化に着想を得ており、しかし日本の事情に合わせた形で再編成されました。これにより、日本の金融機関や警察は同じ土俵で話し合い、効果的な情報共有が可能となります。

金融犯罪キルチェーンの特徴



「金融犯罪キルチェーン」は多様な犯罪手口を整理し、犯罪の進行段階ごとに体系化しています。例えば、口座の不正利用やサイバー詐欺、投資詐欺などがその範疇に含まれています。この整理により、何が起きているのかを直感的に把握でき、必要な対策を迅速に講じることができます。

また、ラックはこのナレッジベースを「FC3 マトリクス」として提供し、不正行為に対する理解を深め、共通の枠組みで議論を進める土台を築きました。こうした取り組みにより、犯罪者の手口の変化に柔軟に対応できるようにしています。

継続的な進化



金融犯罪対策は常に進化する必要があります。今日有効な対策が明日には陳腐化する可能性があるため、対策側も常に学び、更新を続ける必要があります。ラックは、このナレッジベースをさらに進化させていくことで、犯罪行為に立ち向かうための効果的な手段を提供していきます。

会社情報



株式会社ラックは、創業以来、金融系や製造業など日本の基盤を支えるシステムの開発に従事してきました。近年ではAIやクラウド技術を駆使し、デジタルトランスフォーメーションの時代に適したサービスを展開しています。また、1995年には日本初の情報セキュリティサービスを開始し、現在では国内最大級のセキュリティ監視センターやサイバー犯罪に対する多様な対策を提供しています。

金融安全を確保する上で、ラックの取り組みは重要な役割を果たしています。

まとめ



ラックがリリースした「金融犯罪キルチェーン」は、金融機関や警察が共通理解を持つ手助けをし、迅速な対策を実現するために設計された重要なツールです。金融犯罪は日々巧妙化しているため、こうした取り組みは今後ますます重要性を増していくことでしょう。

会社情報

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株式会社ラック
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