弁護士ドットコムとジーニーが契約業務のデジタル化を推進
2023年、弁護士ドットコム株式会社が提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」と、株式会社ジーニーが提供する「GENIEE SFA/CRM」が新たにシステム連携を開始しました。この連携により、契約業務のデジタル化が進むことが期待されています。
クラウドサインとは
「クラウドサイン」は、契約書の作成から締結、管理まで一貫して行うことができるプラットフォームです。電子署名法に準拠しているため、安全な契約手続きが可能です。さらに、AIを活用した契約書管理機能やレビュー支援サービスも導入されており、効率的な契約業務を実現しています。
GENIEE SFA/CRMについて
一方、ジーニーが提供する「GENIEE SFA/CRM」は、顧客管理や商談管理などの機能を統合した、国産のクラウド型CRMです。これまでに6,500社以上が導入しており、その柔軟なカスタマイズ性や使いやすさが特長です。
システム連携のポイント
この新たな連携により、GENIEE SFA/CRMに登録された顧客情報を元に、クラウドサインを利用して契約書を作成し、締結や管理までをシームレスに行えるようになります。これにより、再入力の手間を省き、契約書の作成時間を短縮することが可能になります。
契約書のデジタル化
具体的には、GENIEE SFA/CRM內の取引先情報との連携により、契約書作成から保管までが一気通貫でデジタル化されます。また、最大20名までの承認フローを一度に設定し、送信することができるため、社内での承認もスムーズに行えます。締結後のデータは、GENIEE SFA/CRMに集約され、契約の進捗状況も一目で確認できるようになります。
企業の方々の声
この連携について、ジーニー マーケティングクラウド統括本部の大橋弘崇氏は「この度の連携により、顧客管理から契約書の作成・送付までを一元管理できることになった。これによりお客様の成功を支援できる」とコメントしています。
弁護士ドットコムの安藤陽介氏も「クラウドサインは契約業務を最適化する支援を行っており、この連携によって業務効率化が進むと考えている」と述べています。
まとめ
今回のシステム連携は、両社にとって新たな一歩となります。契約業務は多くの企業にとって煩雑なプロセスとされてきましたが、今回の取り組みにより、その効率化が進むことでしょう。今後も両社は協力し続け、さらなるDX推進に向けて邁進していきます。