清水映輔氏が世界TOP10に選出!
2025年11月8日、チュニジア・チュニスの「City of Culture」で開催された「JCI AWARDS」にて、日本からの快挙が報じられました。株式会社OUIのCEOであり、眼科専門医・医学博士の清水映輔氏が、「JCI TOYP 2025」において世界のTOP10に選出されました。日本青年会議所が主催した「JCI JAPAN TOYP」で2024年にグランプリを受賞した清水氏の功績が、国際的に認められることとなり、7年ぶりの快挙となります。
JCI TOYPとは?
TOYP(The Outstanding Young Persons)は、経済や社会において大きな影響を与える若者を表彰する制度であり、1938年に米国青年会議所によって始まりました。このアワードは、多様な分野で社会貢献を行う傑出した若者を称え、彼らの活動を通じて新たな好循環を生み出すことを目的としています。これまでの受賞者には、ジョン・F・ケネディやビル・クリントンといった歴史的な偉人たちが名を連ねています。
日本では1987年からこの取り組みが行われており、その後毎年代表候補者を選出し、JCI TOYPへ申請してきました。2025年には30か国からエントリーがあり、著名な審査員によって選ばれたTOP10に清水氏が名を連ねました。
清水映輔氏のコメント
受賞を受けた清水氏は、「このような名誉ある機会をいただき誠にありがとうございます」と述べ、受賞の感謝と同時に他のトップたちとの交流の期待を語りました。また、2024年にはJCI JAPAN TOYPの内閣総理大臣奨励賞も受賞し、多くの取材や講演の機会を得る中で、活動の広がりを実感しているとコメントしています。「若者にはぜひJCI TOYPに挑戦してほしい」とも発言し、次世代への思いも伝えました。
清水氏の取り組み
清水映輔氏は、神奈川県横浜市出身の1987年生まれで、「世界の失明を50%減少させる」という大きなビジョンを掲げています。スマートフォンで眼科診察ができる医療機器「Smart Eye Camera」を開発し、これまでに60カ国以上で150,000件以上の眼科診断を提供。推定720兆円の社会的損失を削減することに成功しています。これらの皆さんの生活を支える技術は、医療現場に新しい風を吹き込むものです。
JCI JAPANのコメント
公益社団法人日本青年会議所のJCI JAPAN TOYP委員会委員長である山田泰輝氏は、清水氏が世界TOP10に選出されたことを誇りに思うとコメントしています。特に、「清水氏の努力は、若者に挑戦の意義を示す大きな例」とし、今後の活動にも期待を寄せています。また、清水氏に密着したドキュメンタリー映像も制作されており、YouTubeチャンネル『キャリゾータイムズ』で公開中とのことです。医師、経営者、そして受賞者としての姿を捉えた映像が、多くの人々にその活動の意義を伝えています。
まとめ
清水映輔氏の国際的な受賞は、日本と世界をつなぐ架け橋となるでしょう。彼の活動を通じて、今後も多くの若者たちが新たな挑戦をするきっかけとなることを期待しています。