シグマフォースシリーズ最新作『ラッフルズの秘録』の登場
全世界で2000万部以上を誇るベストセラー小説、ジェームズ・ロリンズの〈シグマフォース〉シリーズの最新作『ラッフルズの秘録上・下』が、2024年9月18日に発売されることが発表されました。本作は、米国国防総省DARPAが運営する精鋭部隊の活動を描いており、歴史、謎、科学の要素が絡み合った一級品のミステリーアドベンチャーです。
シグマフォースとは?
〈シグマフォース〉は、米国国防総省の研究・開発を行うDARPA(国防高等研究計画局)の管轄下にある極秘部隊です。メンバーは知能と肉体を兼ね備えた科学者たちで構成され、様々な科学の専門知識を駆使して奇怪な事件に立ち向かいます。この部隊は、軍事力のみに頼らず、科学技術の向上を促進するために設置されたものです。
緻密なストーリーと迫力あるアクションシーンが特徴のこのシリーズは、2005年から刊行され、現在までに累計2200万部を超える販売数を達成しています。日本でのシリーズは2007年から始まり、今回の『ラッフルズの秘録』は通算16作目にあたります。
最新作の内容
『ラッフルズの秘録』では、ニュージーランド沖の深海調査「タイタンプロジェクト」に参加する海洋生物学者フィービー・リードが新種の巨大サンゴを発見するところから物語が始まります。しかし、プロジェクトは地震の頻発に悩まされ、彼女の周囲は緊張感に包まれます。一方、シグマフォースのグレイ・ピアース隊長は、香港で起きた大地震の中、中国の原子力潜水艦の行方不明という情報を掴みます。加えて、トンガ海溝付近での地震の増加も関わりがありそうです。彼らはその真相を解明するべく行動に移します。
著者紹介
本作を手がけるジェームズ・ロリンズは1961年にアメリカで生まれ、獣医から作家に転身しました。彼の作品は歴史的な事実に基づきながらも、最新の科学技術を駆使してストーリーを展開することで知られています。彼は〈シグマフォース〉シリーズに加え、さまざまなジャンルの著作を手掛けています。
まとめ
本書『ラッフルズの秘録上・下』は、さらなるスリルと謎を提供する一冊です。アクションとミステリーの要素が見事に融合した本作を楽しみにしているファンも多いことでしょう。発売は2024年9月18日、書籍への期待が高まります。