日本遺産ツアーに参加しよう
信濃川火焔街道連携協議会が主催する「日本遺産ツアー」が、10月25日(土)に新潟県三条市で行われます。このツアーは、日本遺産に認定された『「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』の魅力を直に体験することができる貴重な機会です。
ツアーの内容
ツアーには、参加者が日本遺産ガイドと共に吉野屋遺跡や三条市歴史民俗産業資料館を訪れる内容が含まれています。吉野屋遺跡では、実際に出土した火焔型土器の魅力やその歴史を知ることができ、資料館では三条市の文化や産業に関する展示を楽しむことができます。
また、ツアーでは三条市発祥の六角巻凧の色塗り体験も行うことができます。これは一線を画した伝統工芸であり、地域のものづくり文化を深く理解するには最適なアクティビティです。さらに、地域の製品を直接見ることができるオープンファクトリー見学も予定されており、三条市のものづくりの現場を直に感じることができる貴重な体験を提供します。
旅行の詳細
ツアーの開催日は10月25日(土)で、参加費は8,800円です。募集人員は20名で、最少催行人数は10名となっています。
行程は次の通りです:
- - 午前10時15分 燕三条駅を出発
- - 六角巻凧の色塗り体験
- - 三条市歴史民俗産業資料館の見学
- - 昼食は遊亀楼 魚兵にて
- -吉野屋遺跡を訪問
- - マルナオ、SUWADA OPEN FACTORY見学
- - 燕三条地場産業振興センターを見学
- - 午後4時20分 燕三条駅にて解散
参加申し込みは、電話、ファクス、またはメールで受け付けています。申し込み時には代表者の氏名、住所、携帯番号、参加人数を明記してください。
問い合わせ先
申込期限は10月6日(月)までとなっているので、興味のある方は早めにお申し込みください。
信濃川火焔街道連携協議会とは
この協議会は、火焔型土器をテーマに、信濃川流域の自治体が連携して地域振興を図ることを目的に2002年に発足しました。現在は、新潟市、三条市、長岡市、魚沼市、十日町市、津南町の6つの自治体が構成員として参加しています。
日本遺産とは
日本遺産は、地域の歴史や文化を物語るストーリーが文化庁により認定されたものです。現在104件が認定されており、信濃川火焔街道連携協議会が申請した『日本遺産「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』は、2016年に認定されました。
三条市について
新潟県三条市は「ものづくりのまち」として、多くの金属加工業者が集まっています。特に、世界中で使われるネイルケア用品や伝統工芸品である包丁が有名です。また、自然に恵まれ、多様な農産物も生産されています。近年、その素晴らしいものづくりの文化を体験する「Tsubame-Sanjo Factory Museum」が世界的にも評価され、Red Dot Design Awardを受賞しました。
このように多様な魅力を持つ三条市で、縄文文化とものづくり文化を体感できるこのツアーにぜひ参加してみてください。