介護の未来を変える業務提携
最近、キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下、キヤノンS&S)とジーコム株式会社が資本業務提携契約を締結したことが話題となっています。この提携により、両社は豊富な製品ラインアップや介護現場のDX支援を最大限に活かし、無線通信と映像解析技術を基にした介護・福祉事業者のICT化を推進します。
介護現場のニーズに応える
キヤノンS&Sは、「お客さまの進化を支援する」という理念のもと、全国の中小企業を対象にITの導入から運用、保守に至るまでのトータルサポートを行ってきました。中でも、介護・福祉事業では特に人材不足や記録作業、夜間の見守り業務などの課題が深刻化しており、ICTの導入が求められています。このような背景から、キヤノンS&Sはジーコムとの提携を通じて、介護現場のDX推進に貢献することを目指しています。
ジーコムは1992年から無線技術を活用し、高齢者施設や医療機関向けのワイヤレスネットワークシステムを展開してきました。無線ナースコールシステム「ココヘルパ」は特に注目されており、これにより介護現場での見守り機能も強化されています。
提携の目的と期待される効果
今回の資本業務提携の目的は、キヤノンS&Sとジーコムが持つ技術や経験を融合させ、入居者や介護スタッフがより安心して利用できる環境を提供することです。具体的には、無線ナースコールシステム「ココヘルパ」を通じて、入居者の安全を確保し、介護職員の業務負担を軽減することが見込まれています。
さらに、キヤノンS&Sは映像ソリューションと無線ナースコールを融合させた介護ICTの導入を強化することにより、介護現場の効率化と職員の負担軽減にも寄与していきます。これらの活動は、介護・福祉業界が抱える人材不足やその他の社会課題の解決に向けた重要なステップといえるでしょう。
具体的な提携内容
提携において具体的には、次のような活動が計画されています。
- - 無線ナースコールシステム「ココヘルパ」の販売体制を強化し、介護施設での導入を加速。
- - 両社共同で提案活動を行い、介護現場におけるDX化を推進。
- - 「ココヘルパ」の設置から運用支援までをカバーする体制を整備。
- - 互いに交流しつつ人材育成とノウハウの共有を図る。
このような取り組みを通じて、キヤノンS&Sとジーコムは相互に連携し深い関係を築き、介護業界の未来をより良いものにするための進化を遂げていくことを目指しています。
企業情報
キヤノンシステムアンドサポート株式会社
- - 所在地: 東京都港区港南2-16-6
- - 設立: 1980年5月
- - 従業員数: 約4,485名
- - URL: キヤノンS&S
ジーコム株式会社
- - 所在地: 東京都大田区大森北6-1-17
- - 設立: 1992年11月
- - 従業員数: 約43名
- - URL: ジーコム
この提携により、今後の介護・福祉業界における技術革新と環境改善に期待が高まります。