神戸初!270度海に囲まれた水辺のアリーナの建設進捗レポート
2025年4月、兵庫県神戸市に新たなエンターテインメントスポットが誕生します。それは、270度海に囲まれた、日本初の水辺のアリーナ「GLION ARENA KOBE」とその隣接エリア「TOTTEI PARK」です。このプロジェクトは、阪神淡路大震災から30年目の節目に開業され、神戸の新たな魅力を発信することを目指しています。運営を手掛ける株式会社One Bright KOBEは現在進行中の工事状況について詳細を報告しています。
1. GLION ARENA KOBEの工事進捗
「GLION ARENA KOBE」の建設は、現在躯体工事と外装工事がほぼ完了しており、内装や設備工事に移行しています。2024年8月末時点で工事が75%完了しており、その外観は翼を広げたようなデザインが施されています。このデザインは、「神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿」を象徴しているとのこと。
アリーナの開業後は、Bリーグ「神戸ストークス」の年間30試合が開催されるほか、国内外のアーティストによるコンサートやesportsイベントなどが予定されています。特に開業日となる2025年4月には、神戸ストークスの初試合が行われる予定であり、MISIAのライブツアーも控えています。
2. 新スポット「TOTTEI PARK」の工事進捗
続いて、「TOTTEI PARK」の新築工事も着々と進められています。2024年6月から着工し、現在は基礎工事が行われています。8月末の時点で進捗は12%です。このエリアは、傾斜のついた緑の丘のようなデザインが特徴で、専門性が求められていますが、施工業者の協力により順調に工事が進められています。
TOTTEI PARK内ではBBQやクラフトビールを楽しめるブリュワリーがオープンする予定で、全天候型のイベントスペースも整備されます。また、建物の屋上からは六甲山や神戸港の素晴らしい景観を楽しむことができるイベント観覧スペースが設けられます。
3. 開業200日前記念イベント
新しいアリーナのオープンを目前に控え、2024年9月12日から10月27日まで「GLION ARENA KOBE開業200日前企画展」が神戸海洋博物館で開催されます。この展示会では、TOTTEIエリアの歴史や、神戸ストークスの歩みを紹介し、新たな観戦体験ができる座席シートの先行体験コーナーも設けられる予定です。
入館料は大学生以上が900円、小人が400円と、家族で楽しめる内容となっています。
4. 協創パートナーシッププログラム
「KOBE Arena Partners」と名付けられた協創パートナーシッププログラムでは、プロジェクトのビジョンに賛同した企業と連携し、地域全体の活性化を目指しています。注目のプロジェクトは、神戸市が進める都心・ウォーターフロントエリア再開発事業の一環です。
GLION ARENA KOBEは、神戸のランドマークとして多くの人々に愛されること間違いなしです。新しい神戸のシンボル誕生に、ぜひご期待ください。