サイバー攻撃対策を支えるハミングヘッズの新機能
2024年6月に大手出版社KADOKAWAが受けたサイバー攻撃は、多くの人々に危機感を与えました。このような事件を受け、サイバー攻撃対策の重要性が再認識されています。そこで、ハミングヘッズ株式会社が新たに開発したのが「EDRリアルタイムアナリティクス」です。この機能は、情報漏洩対策ソフト「Security Platform(SeP)」の最新バージョンとしてリリースされました。
EDRリアルタイムアナリティクスの概要
新機能「EDRリアルタイムアナリティクス」は、不審な動作を迅速に検知し、即座に通知することができるエンドポイント検出・対応(EDR)機能です。これに加えて、日常的に発生するヘルプデスク関連の問題を解決する機能も備えており、利用者にとって大変便利です。特に、情報システム部門で人手が不足している現状では、EDRの導入は大きな助けとなるでしょう。
増加するサイバー攻撃の脅威
総務省が公開した令和6年版情報通信白書によると、2023年のサイバー攻撃に関連する観測データの数は約6,197億パケットに達し、2015年の約632億パケットと比較すると9.8倍の増加を見せています。この数値は、サイバー攻撃が徐々に激化していることを示しており、企業や組織が一層注意が必要であることが明白です。
速報性と履歴の保存が特長
「EDRリアルタイムアナリティクス」は、組織内の重要な情報をリアルタイムで把握できる機能を持っています。たとえば、ユーザーが不審な動作を発見した場合、必要な操作は該当メニューをクリックするだけです。不審な動きに関する情報が「5W1H」形式で表示され、分かりやすくまとめられています。これにより、ITに詳しくない人でも簡単に状況を理解できます。
さらに、インターネット接続が遅くなった原因を追跡する際も、通信速度が低下した時間や関連するデバイス情報もすぐに確認することが可能です。
ユーザーへの配慮
既存のSePユーザーにとって嬉しいニュースが、今回の新機能は無償で提供される点です。バージョン3.9.47.8以上のユーザーは、追加のオプション購入なしでリアルタイムアナリティクスを利用できます。また、今後は独自に開発した生成AIによるデータ解析機能も追加される予定です。
結論
ハミングヘッズの「EDRリアルタイムアナリティクス」は、サイバー攻撃への備えを強化し、情報システム部の業務を大いに支える製品です。IT人材の不足への対策としても大きな役割を果たすでしょう。企業や組織は、この機会に是非「EDRリアルタイムアナリティクス」を導入し、情報セキュリティの強化を図ることをおすすめします。
会社情報:ハミングヘッズ株式会社は、情報セキュリティ分野において高い評価を受けている企業です。詳しい情報は公式サイトをご覧ください(
ハミングヘッズ株式会社)。