環境に優しい竹材アイス!
株式会社ロッテが新たに発売した「チョコ&バニラバー 環境配慮型アイススティック」が、2024年の日本パッケージングコンテストにて菓子包装部門賞を受賞しました。これは、日本国内で初めての冷菓商品として竹材アイススティックを使用しており、その利点を生かしたサステナビリティへの配慮が評価されました。
パッケージングコンテストとは?
日本パッケージングコンテストは、包装デザインからロジスティクスに至るまで、その年の包装技術の最高峰を競うイベントです。2024年の贈賞式は2024年8月28日に開催され、ロッテの新作はその栄誉に輝きました。
竹材の利点とは?
一般的なアイススティックは木材やプラスチックが用いられますが、「チョコ&バニラバー」はこの流通冷菓市場で初の竹材アイススティックを採用しました。竹は樹木と異なり、わずか4年ほどで成長するため、持続可能な資源としてとても注目されています。また、伐採後にも自生する特性のおかげで、森林保全にも寄与することができます。
ロッテの包装設計担当は、「竹材は非常に強度があり、成形する工程において特殊な工夫が必要でした。スティックメーカーとの協議を通じて、加工工程を一つずつ確認し、冷菓に最適な竹スティックを実現することができました」と語っています。
展示会での紹介
「チョコ&バニラバー」は、2024年10月23日から25日にかけて東京ビッグサイトで開催される『TOKYO PACK2024』の特設コーナーで展示される予定です。この機会に、多くの方々に竹材の魅力を伝えるチャンスとなるでしょう。
持続可能な未来に向けて
ロッテは今後も様々なサステナブルな素材の利用を検討し、環境に貢献する商品の開発を続けるき意向を示しています。消費者としても、持続可能な商品の選択は非常に重要な選択となります。
この新たな取り組みが、他の企業や消費者にとってもインスピレーションとなり、より環境に配慮した製品の普及につながることが期待されます。
ロッテの挑戦は、ただの冷菓商品に留まらず、持続可能な社会を目指す第一歩として評価されています。今後の展開に注目が集まります。