『アウタープレーン』新たな挑戦!メジャーナインとのパートナーシップでグローバル進出へ
ターン制RPG『アウタープレーン』が新しい一歩を踏み出しました。昨今、二次元文化ファンから高い支持を得ている同ゲームは、既存のパブリッシャーとの契約を終了し、未経験のパブリッシャーであるメジャーナインと新たに提携。この異色のコラボレーションによって、ゲームのさらなる進化が期待されています。
パブリッシャー交代の背景
メジャーナインは音楽エンターテインメント企業として2008年に設立。最近では広告やゲームパブリッシングに事業を拡大していますが、ゲームパブリッシングの経験はありません。これって不安要素になりそうですが、実はこれが新しい挑戦の鍵だと考えられています。
メジャーナインの本部長、イ・ドアム氏は「サブカルチャーゲーム市場の競争が激化する中、我々が信じるのは真剣に取り組むコンテンツとユーザーとのコミュニケーションです。コミュニティ参加を通じてユーザーの意見を反映し、ゲームの世界を一緒に育てていくことを目指しています」と語りました。
短期的な改革計画
この新体制において大きな変更が行われる予定です。開発会社VAGAMESのヒョン・ムンスPDは、「ゲームの本質的な楽しみを損なう要素を排除する」と強調し、特にキャラクター獲得システムを刷新します。これまでは課金依存が強かったキャラクター獲得が、今後は「ドッペルゲンガーダンジョン」の入場回数を増やすことで改善され、ユーザーはキャラクターをより手に入れやすくなります。これによりキャラクターの強化もスピーディーに行えるでしょう。
また、バトルパスの仕組みの見直しも行われ、恒常キャラクターの獲得が容易になり、評判の良い「挑戦コンテンツの一括掃討」機能なども追加され、UI/UXの向上にも注力していく予定です。
長期的な展望
VAGAMESは、ユーザーの嗜好に応じたコンテンツの質的向上と多様性の確保に取り組むことを表明しました。新しい挑戦コンテンツやキャラクターのリバランスが定期的に行われることで、プレイヤーはより多くの編成の楽しみを体験できるようになります。
ユーザーとの対話の強化
メジャーナインとVAGAMESは、ユーザーとのコミュニケーションを重視し、今後、定期的な開発者レターやライブ配信、ユーザー懇談会を開催する予定です。また、東京ゲームショウなどのオフラインイベントでも、グッズ配布等を通じてユーザーとの直接的な交流を促進する計画です。
2025年下半期のアップデート計画
2025年の下半期には大規模なアップデートも予定されています。新たなストーリーや挑戦イベントも実装される予定で、ユーザーを飽きさせない工夫が続々と挿入されます。
売上よりもユーザー第一のアプローチ
最終的に、『アウタープレーン』のチームは、売上目標に促進されるのではなく、ユーザー体験の向上を優先する姿勢を打ち出しています。メジャーナインのイ・ドアム氏は「まずは衣装の価格を引き下げ、ライトユーザーにも楽しんでもらえるような構成にします」と語り、全ユーザーに対して新たな楽しみを提供する意欲を示しています。
まとめ
今回の新体制は、単なるパブリッシャー交代にとどまらず、ユーザーと共に成長していく新しいゲームサービスのモデルを築いていくものです。『アウタープレーン』の未来に期待が寄せられます。