若き社長誕生!
2018-12-11 10:01:07
25歳の元Jリーガーが京都のプロサッカークラブ社長に就任
若きリーダーの挑戦
日本のサッカー界に新たな風を吹き込む存在が現れました。25歳の添田隆司氏が、京都府京都市に本社を置くプロサッカークラブ、おこしやす京都ACの代表取締役社長に就任しました。添田氏は、東京大学卒業の同時に、史上2人目の東大卒Jリーガーとなり、スポーツビジネスの第一線での経験を積んできました。彼がこのポジションに就くことで、若い世代の優秀な人材がスポーツ業界に参入するきっかけとなることが期待されています。
添田隆司の経歴
添田氏は1993年に生まれ、東京大学経済学部を卒業。彼は卒業後に三井物産から内定を受けましたが、2015年にJ3の藤枝MYFCからオファーを受け、選手兼任社員としてクラブに加入しました。午前中は選手として練習し、午後は社員として事業企画と経営企画を担当するという二足のわらじを履くスタイルでキャリアをスタート。若い時期から経営にも関わる体験を積むことで、経営視点の重要性を早くから認識していました。
その後、添田氏は2017年にアミティエSC京都(現在のおこしやす京都AC)に移籍しましたが、同年末に現役を引退。経営のビジョンを達成するために、選手としての道を選ばず新たな挑戦へと舵を切りました。その後は、スポーツX株式会社の取締役として事業計画や企画に関与しています。
社長就任の決意
添田氏は社長就任に際し、「クラブの歴史を継承しながら、次のステージへと押し上げていく責任を感じています」とコメント。彼の目標は、クラブの経営、強化の過程を「可視化」「体系化」「標準化」することで、持続可能な成長を実現することです。サッカーチームがどのように勝利を重ねていくかを具体的なプランに落とし込むことに注力し、監督や経営者に依存しない体制づくりを目指しています。
おこしやす京都ACのビジョン
おこしやす京都ACは「咲かせようスマイル つなげようスポーツで」という理念の下、スポーツを通じて人々を繋ぎ、より良い社会の実現を目指しています。地域に根ざしたクラブとして、地元住民や企業との連携を強化し、地域発展のシンボルとなる存在を目指しています。また、「スポーツ×教育」にも力を入れ、京都を人材輩出都市として成長させるためのプログラムを展開。いずれはJリーグへの参入を目指しています。
新たな挑戦の先に
添田氏の社長就任は、彼にとって新たな挑戦であり、クラブにとっても新しいスタートです。若いリーダーが目指すビジョンは、スポーツ界の未来にも希望を与えることでしょう。今後の彼やおこしやす京都ACの活躍に、ぜひ注目していきたいところです。この新たな挑戦から、どのようにクラブが成長し、地域が活性化されるか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
スポーツX株式会社
- 住所
- 京都府京都市右京区西京極東大丸町34
- 電話番号
-
050-3033-9562