離島の恵みを楽しむ、特別コースが東京で登場！

離島の恵みを楽しむスペシャルメニューが登場

全国の離島の農産品と畜産加工品を紹介するイベント「島のめぐみ」の開催が近づいてきました。一般社団法人離島百貨店は、2024年11月29日から12月1日の3日間、JR東京駅地下1階の「スクエアゼロ」にてこのイベントを行います。このイベントでは、離島で育まれた農産物の魅力を広めるため、様々な商品が販売されます。

さらに、そのイベントに向けて、2024年10月16日からは、東京・八重洲にあるイタリアンレストラン「ASTERISCO」で、離島の新鮮な食材を使用した特別メニューが提供されます。これはANAグループのANA X株式会社の協力を受けたタイアップ企画で、シェフとバイヤーが厳選した離島の農産品から創作した料理です。メニューは第1弾、第2弾、第3弾と順次食材が入れ替わり、2025年3月末まで続く予定です。

個性的な離島の味を堪能

「ASTERISCO」では、ランチコースとして「ウェルCOMEサラダ」や「八丈島産レモンのパスタ」、さらに「八丈島産しいたけとチキンのカレー」など、離島の特産物を活かした料理が楽しめます。ランチコースの締めくくりには、宮古島の紅いもペーストを使用したデザートも用意されています。ディナータイムはアラカルトでの楽しみ方ができるので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

「ASTERISCO」は、ヤンマーマルシェ株式会社が運営しており、農業機械メーカーのヤンマーが関わってきた「米」を中心に、日本各地の旬の食材を活かした多彩な料理を提供しています。これにより、日本のお米がイタリアンという新たな形で楽しめる食の体験を提供しています。

「島のめぐみ」プロジェクトの意義

この「島のめぐみ」プロジェクトは、離島の農産品を広く知らしめることを目的としています。多くの離島は規模が小さく、一つ一つの産品の販路開拓が難しいため、本プロジェクトは農林水産省の支援を受けて、都市部の消費者に離島の特産物を届けることに取り組んでいます。離島の生産者の声を直接反映し、付加価値を高め、販路を開拓することが目指されています。

一般社団法人離島百貨店は、全国の離島同士や離島ファンをつなぐためのプラットフォームとして機能しており、会員企業や関係省庁を巻き込んで協力し合うことで、各離島の魅力と産品の販促を行っています。これにより、地域の特産物が認知される機会を増やし、観光促進や経済振興に寄与することを目指しています。