ロシュDCジャパンの新たな革新:アキュチェックガイドワン
スイスのバイオテクノロジー企業、ロシュDCジャパンが、病院向けの血糖測定器「アキュチェックガイドワン」を新たに発売しました。この製品は、国際ガイドラインをクリアし、高い精度を誇るグルコース分析装置です。
高精度の測定が可能
アキュチェックガイドワンは、206種類の物質に対しても測定値が影響を受けることがなく、血液中に薬剤や他の物質が存在していても信頼性の高いデータを提供します。これにより、医療現場での精密な血糖管理が実現します。
操作がシンプル
この測定器は、シンプルな操作性を持ち、幅広い院内のシチュエーションにおいてスムーズな測定をサポートします。これにより、医療従事者の負担を軽減し、患者へのサービスが向上することが期待されます。
血糖値転送システムとの併用
さらに、アキュチェックガイドワンを血糖値転送システム「ガイドモア」と併用することが可能です。これにより、既存の電子カルテへの血糖値転送が容易になり、記録の忘れや誤入力を防ぐことができます。これらの機能は、医療安全を強化する大きな助けとなります。
仕様について
このグルコース分析装置の主な仕様は以下の通りです:
- - 一般的名称:グルコース分析装置
- - 測定時間:4秒以下
- - 測定範囲:10〜600 mg/dL
- - 記憶容量:最大720回分、QC点検32回分
- - 寸法:80×47×20 mm
- - 重量:約40 g(電池含む)
- - 希望小売価格:13,000円(税別)
また、アキュチェックガイドワンに使用されるストリップ(アキュチェックガイドワンストリップ)は、体外診断用医薬品としても販売されており、希望小売価格は6,250円(税別)で、50枚入りとなっています。
ロシュDCジャパンの背景
ロシュDCジャパンは、スイス本社のロシュグループの一員であり、約40年にわたり糖尿病関連の革新的製品とサービスを提供しています。グループ全体で約94,000人の従業員が世界中で活動しています。患者、介護者、医療従事者などに「統合化した個別糖尿病マネジメント(iPDM)」のソリューションを提供し、糖尿病患者の生活を支援する役割を担っています。
まとめ
アキュチェックガイドワンは、信頼性の高い測定結果を提供するだけでなく、そのシンプルな使用法と他システムとの連携により、医療現場での効率性と患者の安全を大幅に改善する可能性を秘めています。ロシュDCジャパンは、今後も革新を続け、患者と医療従事者にとって頼りになる存在であり続けることでしょう。