新年の幕開けに合わせ、京都の老舗和菓子店、七條甘春堂が2025年のお正月を祝う特別な和菓子を発表します。2024年12月10日から販売が開始されるこれらのお菓子は、令和7年の干支「巳」をテーマにしたものです。「巳」とは、蛇を象徴し、古来より知恵や豊穣、再生の意味を持っています。その脱皮の特性からは、新たな始まりや変化の象徴ともされています。このような歴史と意味を持つ干支を称えるため、七條甘春堂では多様な迎春菓子を取り揃え、皆様の新しい年を彩ります。
七條甘春堂とは
本店が位置する京都府京都市東山区では、1865年に創業されて以来、130年以上の歴史を有する七條甘春堂。四季折々の素材を活かし、職人が一つ一つ丁寧に手作りしています。京菓子の本場として、地域の風景や文化に根差した和菓子を作り続けています。特に水は、京菓子作りにとって不可欠な素材として大切にされています。今回は新年を迎えるにふさわしい、特別な和菓子を用意しました。
迎春上生菓子
今年の迎春上生菓子は、伝統的な技法を駆使しており、旬の素材や季節に合わせた表現がされています。外郎、きんとん、煉り切など多様な食感と風味が楽しめ、各518円(税込)での販売となります。特に、巳を形どった美しいお菓子は、目でも楽しめる色とりどりのラインナップです。
おめでたい迎春菓
2025年の干支「巳」を表現した羊羹の「夢想」は、白あんと村雨を組み合わせ、金箔が施されています。清らかな初春を感じさせる印象的な逸品で、3,024円(税込)で販売されます。このお菓子は30日間日持ちし、新年のお祝いとしてふさわしい一品です。
干支麩焼きと干支和三
さらに、口どけの良い麩焼き煎餅「干支麩焼き」や、和三盆の甘さを活かした「干支和三」も登場。どちらも贅沢な風味が楽しめ、90日間の保存が可能です。特に、干支和三は上品で繊細な甘さが、ほろりと口の中で溶ける食感を提供します。
干支まんじゅう
小ぶりで食べやすい「干支まんじゅう」は、しっとりとした桃山生地に白あんが包まれています。1個248円(税込)で、20日間の日持ちがあり、お茶うけにも最適です。
購入方法と店舗情報
七條甘春堂の迎春菓子は、各店舗や公式オンラインショップで取り扱います。詳細な販売場所や営業時間に関しては、公式サイトから確認することができます。新たな年の始まりに、心華やぐ和菓子で特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。ぜひ、七條甘春堂の迎春菓子で新しい年を迎えましょう。