名古屋音楽大学に新たな音楽の巨星が登場
名古屋音楽大学が新しい挑戦を開始します。2025年に設立予定の『メディアサウンドデザインコース』に、アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」のオープニング曲「ユメヲカケル!」を作曲した東大路憲太氏が客員講師として迎えられることが決まりました。これにより、同大学は音楽学習の新しい形を提供することを計画しています。
東大路憲太氏のプロフィール
東大路憲太氏は1994年に東京で生まれ、桐朋学園大学の作曲科を卒業後、劇伴作曲家としてデビューしました。彼の音楽スタイルは、クラシック音楽やハリウッドの影響を色濃く受けたもので、本格的で高級感あふれるオーケストラサウンドが特徴です。彼は「全ての奏者に華を」をモットーに掲げ、その成果として多くの高評価を得てきました。
コロナ禍において、自身のYouTubeチャンネルで宅録オーケストラプロジェクト「ProjectTO」を立ち上げ、多くのスタジオミュージシャンと協力して2曲のオリジナル作品を公開し、宅録の可能性を示したのも評価の一因です。また、ゲーム音楽においても「プリンセスコネクトRe:Dive」や「ウマ娘プリティーダービー」のBGMを手掛けた実績があります。
名古屋音楽大学の新コース
名古屋音楽大学は、日本でも有数の音楽教育機関です。音楽学部の学科には、ピアノ演奏家や指揮、管楽器、弦楽器、打楽器、邦楽、声楽、ミュージカルなど、幅広い分野が揃っています。また、作曲や音楽クリエイション、ジャズ・ポピュラー音楽教育、音楽ビジネスなどのコースも設置されています。
新設される『メディアサウンドデザインコース』では、音楽制作の最先端技術に触れながら、実践的なスキルを身につけられる内容になる予定です。これは、名古屋音楽大学が未来の音楽クリエイターを育てるための重要な一歩でもあります。
最後に
名古屋音楽大学が東大路憲太氏を招くことで、学生たちは新しい音楽の視点や技術を学ぶ機会を得ることができます。音楽業界の多様性が求められる中で、実績と実力を兼ね備えた人物からの直接指導は、学生にとってかけがえのない経験となるでしょう。
今後の名古屋音楽大学と東大路憲太氏の活躍に、ぜひ注目していきたいものです。