沖縄コーヒー販売プロジェクトの詳細
株式会社ゼンシン(本社:宮城県仙台市)は、就労移行支援事業によるコーヒー販売を目指すクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、障がいを持つ人々が自信を持って働く場を提供することを目的としています。
プロジェクトの背景
株式会社ゼンシンは、障がい者の就労支援や子どもたちの放課後活動を支援する多角的な事業を展開しています。特に、就労支援事業では利用者に対して十分な仕事が提供できていないという課題がありました。そこで、コーヒー豆の販売を通じて新たな仕事を創出し、その結果、障がい者の自立を応援しようとしています。
使用するコーヒー豆は、ネパールの農家が丁寧に育てたフェアトレードのものです。これにより、ネパールの農家の収入向上や女性の社会進出にも寄与することを目指しています。
新たな営業所の開設
クラウドファンディング開始から約1ヵ月後の2023年7月1日には、沖縄県名護市に「テラグラッサなご」という新しい営業所がオープンしました。この古民家を利用した事業所では、コーヒー豆の販売を行い、さらにはカフェ開業の構想もあるとのことです。カフェ『CAFE MUKU OKINAWA(カフェ ムク オキナワ)』のブランド名が付けられ、障がい者の新たな働き口としても期待されています。
コーヒーの販売方法
宮城県名取市の「テラグラッサ」では、焙煎したコーヒーが自動販売機を通じて手に入るようになっています。沖縄と宮城の両事業所で焙煎技術の向上を図り、バリスタの監修を受けつつ、美味しさの追求を続けています。また、今後は豆の状態での販売だけでなく、ドリップバッグのオプションも加え、もっと多くの人が手軽にコーヒーを楽しめるようにしていく方針です。
会社の理念と活動
1996年に設立された株式会社ゼンシンは、「共に生きる人の幸せと喜びをつくる」というミッションを掲げています。障がい福祉のみならず、社会が抱える様々な課題に注目し、解決に向けて努めています。これにより、地域社会に貢献する企業としての役割を果たしていきます。
クラウドファンディング概要
現在進行中のクラウドファンディングは、以下の通りです:
- - プラットフォーム: for Good
- - タイトル: フェアトレードのコーヒーを販売して、障がい者が自信と誇りの持てる社会をつくりたい!
- - 目標金額: 100万円
- - 期間: 2023年5月30日(火)~7月30日
- - リターン品: コーヒー豆やコーヒードリップバッグ、エコバッグなど、さまざまな品を用意しています。
このプロジェクトを通じて、沖縄の風を感じながら美味しいコーヒーを楽しもう。あなたのサポートが、さらなる障がい者の自立と社会進出につながります!