岡山大学と国際交流
2024-08-31 23:17:12

岡山大学が国際和楽器学生フェスティバルを開催し多文化交流を促進

岡山大学で実施された「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」



2024年8月1日から3日の3日間、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館において、「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」が開催されました。このイベントは、岡山大学の学術研究院教育学域に所属する「子どもと音楽」研究チームの主導により実現し、世界中から和楽器を学ぶ学生や指導者が集まりました。参加者には、シンガポール国立大学、フィリピン大学、フランスのジャンティイー公立音楽院、モスクワ音楽院から道を開いた約20人の学生が含まれ、岡山大学の学生40人、岡山県内の小中学生30人とともに和楽器の講習会やワークショップ、合同練習に参加しました。

多文化交流の促進



フェスティバルの2日目には学生コンクールが行われ、また最終日には地域の皆さんに向けてコンサートが開催されました。ステージでは、「つち人形」や「六段の調」などの美しい演奏が披露され、多くの観客を魅了しました。

岡山大学の那須保友学長は、コンサートの開催に際し「本学が和楽器による国際文化交流と次世代育成を担う拠点となることを期待します」との挨拶を述べました。この言葉は、和楽器の普及と教育に対する意欲を込めたものです。演奏の合間には、学生と小学生を交えたフォーラムも行われ、子どもたちが海外の学生に「なぜ箏をやりたいのですか?」と質問するなど、活発な意見交換が行われました。

素晴らしい音楽体験



このような交流を通じて、若い世代は和楽器文化の魅力を深く理解し、アイデンティティを持つ機会を得ることができました。参加者たちは互いに学び合い、いい音楽体験を共有することで、文化の違いを超えた強い絆を築いていったのです。県内の小中学生が参加することで、地域の音楽教育の質向上へも寄与したといえるでしょう。

研究チームは今回のフェスティバルの成果を受け、今後も多文化共生に関する知識や価値観の構築に向けて新たなプロジェクト研究を進めていくとのことです。さらに、和楽器文化を次世代に引き継ぐための取り組みとして、地域中核の特色ある研究大学としての役割も果たしていく予定です。

この取り組みには、岡山大学が持つ地域との強い結びつきと国際的なネットワークが色濃く反映されています。次回もまた、国際交流を通じた音楽の楽しさと文化の魅力を再発見できる場が設けられることが期待されます。

個々の経験が多様な文化に根ざした音楽教育の必要性を再認識させる機会となり、地域社会の発展にもつながることが望まれます。これからも岡山大学の活動に注目し、応援していきたいですね。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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