広島発の『万田酵素(宇宙用)』が再び宇宙へ!
広島県尾道市因島に本社を構える万田発酵株式会社が開発した宇宙日本食、「万田酵素(宇宙用)」が再び宇宙の舞台に登場します。2025年8月2日、日本時間の午前0時43分、油井亀美也宇宙飛行士が2回目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションに出発。これに伴い、万田酵素が再度搭載されることが決定しました。
宇宙での挑戦
「万田酵素(宇宙用)」は、53種の植物性原材料を長期間熟成・発酵させて製造される独自の発酵食品です。2023年11月には、国立研究開発法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって、広島県の企業として初めて宇宙日本食に認証されました。宇宙での食事は微小重力環境下でも安心して食べられる仕様が求められます。この万田酵素はペースト状で高い粘度を誇り、宇宙でも飛散することなく安全に摂取できるのが特長です。
宇宙飛行士のためのお守り
宇宙環境という厳しい条件で任務を果たす油井宇宙飛行士にとって、「宇宙日本食」は健康維持に非常に重要な役割を果たします。万田酵素がISSの長期滞在ミッションで2回連続採用されたことは、品質や安全性が高く評価された証です。地上では愛用者から“お守り”とも称され、多くの期待を寄せられています。当社は、この宇宙日本食を通じて油井亀美也を全力で支援していきます。
地元とのつながり
万田発酵は、1994年に定めた「発酵食品の日」(8月8日)に際し、地元の因島高校理科部の学生を招いて天体観測会を開催しています。未来を担う子どもたちに対して、「万田酵素(宇宙用)」のレプリカ品を贈呈し、宇宙における発酵食品の可能性を感じてもらう機会を提供します。これもまた、地元とのつながりを深める一環です。
まとめ
万田発酵の「万田酵素(宇宙用)」が宇宙へ再び挑むことで、日本の技術や発酵食品の素晴らしさを広めていく計画は、宇宙開発の発展にも貢献することでしょう。油井亀美也宇宙飛行士の挑戦も相まって、さらなる注目が集まります。私たちは次なる宇宙の舞台での成功を願っています。